ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手が19日(日本時間20日)、メッツと面談をした現地メディア『SNY』などが報じた。
前日にはヤンキースと面談することが伝えられた23歳の右腕だが、各球団による争奪戦の様相を呈している。
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■ドジャースやパドレスも有力候補
佐々木は9日(同10日)にロッテからポスティングの手続きが完了したと発表。大谷翔平投手の所属するドジャースやダルビッシュ有投手のパドレスなど、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で共闘したチームメイトが在籍する球団が有力候補に挙がってきた。
そんななか、ここにきて面談が伝えられたのが千賀滉大投手が所属するメッツ。地元メディアの『SNY』は、「フリーエージェントのロウキ・ササキに関する最新の話題:メッツと木曜日に面談」と見出しを打ち、佐々木がニューヨークの名門と接触したと言及している。
アンディ・マルティーノ記者の証言によると「この日本人スターの契約期間は9日前に始まって、1月23日に終了するが、年明けまでは決断しない可能性が高い」とのこと。さらに、MLB公式もこの佐々木の動きを伝えており、「先発投手としてササキを迎え入れ、コウダイ・センガとペアを組めば、秋のナショナル・リーグ優勝決定シリーズでドジャースに敗れ、ワールドシリーズ進出を逃したメッツにとって、1986年以来の世界一に向けて強烈なワンツーパンチになる」と千賀との日本人先発ローテにも期待を寄せている。
ヤンキースと近日中に面談を行うことが発表され、ドジャースやパドレスなどからの関心も寄せられる佐々木。今冬の注目銘柄である日本人右腕獲得を巡る動きはどのようになるのか。
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