【ホープフルS/穴ライズ】マジックサンズより高評価だった馬が人気落ち 単回収値「487」が物語る想定“8人気”前後の巻き返し

【ホープフルS/穴ライズ】マジックサンズより高評価だった馬が人気落ち 単回収値「487」が物語る想定“8人気”前後の巻き返し

ホープフルステークスは昨年こそ1番人気のレガレイラが制し、2着にも2番人気のシンエンペラーが入ったが、一昨年は14番人気のドゥラエレーデと7番人気のトップナイフがハナ差の大接戦。過去10年、8番人気以下が7頭馬券に絡み、伏兵の台頭もある。

本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「アスクシュタイン」を取り上げる。

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■アスクシュタイン

函館の新馬で評判馬リアライズオーラムを退け逃げ切りV。続くコスモス賞はメンバーに恵まれたとはいえ、再びマイペースの逃げを打つと、2着馬に7馬身差をつけ2連勝を飾った。そのコスモス賞の後半4Fは11秒9-11秒8-11秒5-11秒7。これでは後続は届かない。

続く札幌2歳Sは2番人気に支持されたが、7着惨敗。前後半3F36秒3-37秒2と道悪にしてはさすがにペースが速く、息を入れる場面がなかったか。距離延長で楽に先行できれば侮れない。

GI昇格後、ホープフルステークスで逃げ切りはゼロだが、一昨年はトップナイフが2着。4角2番手以内は2勝2着4回と前有利は間違いなく、単勝回収値「487」、複勝回収値「125」と中身も濃い。

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中間は有馬記念ハナ差2着のシャフリヤールと併せ、最終追いは鞍上・横山武史を背に一杯に追わせるなどびっしりと負荷を掛けてきた。札幌2歳Sでは後の2歳女王、今回の有力馬マジックサンズより高い評価を受けていた馬であり、一度の敗戦で一気の人気落ちなら狙い目だ。

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