プロ11年目を迎えている“規格外の男”が再び調子を上げてきた。3日と4日の試合で2戦連続で打点を挙げるなどチームの連勝に貢献。7月の打率.444とバットが振れている。(成績は7月5日時点)
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■打率を3割に戻して東京五輪へ
3・4月を打率.284、5本塁打、12打点で終えた後、5月に打率.319、7本塁打、20打点と爆発。交流戦に入って打率.227と調子を落としたが、リーグ戦再開後の6試合で4本塁打と仕切り直しの好スタートを切ると、先週の5試合でも18打数8安打の打率.444と連日に渡って快音を響かせた。
その柳田だが、今季は対戦相手によって相性の良し悪しが顕著に出ている。得意なのはロッテ戦で対戦打率.419を誇る。続いて西武、日本ハムも打率3割超えを記録しているが、オリックスには打率.286。そして楽天戦が打率.190で0本塁打と鬼門となっている。
今後のスケジュールを見ると、今週はロッテと2試合、オリックスと3試合対戦し、来週月曜日から楽天との3連戦で前半戦終了となる。まずは得意のロッテ戦で勢いに乗り、そのままオリックス戦へ。そして最後の楽天戦で“鬱憤ばらし”できるか。
現在打率.291だが、残り8試合での3割再到達は十分に可能。持ち前の爆発力を見せ付け、気持ち良く東京五輪へと向かいたい。
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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB