【秋華賞/追い切りジャッジ】短期放牧でリフレッシュ効果あり 「言うことなしのデキ」の伏兵馬に「A」評価

■スルーセブンシーズ

【中間調整】前走・紫苑Sは最内枠スタート。それが仇となって直線では再三前が詰まるシーンがあったが、こじ開けるようにして鋭く伸びて2着を確保した。その後はノーザンファーム天栄で短期放牧。秋初戦の紫苑Sがプラス2キロに留まっており、ダメージが懸念されたが牧場での回復が順調だったようで、10月1日に美浦へ帰還。権利を獲得した秋華賞へ、調整が進められている。3日の坂路14-14でスムーズな動きを披露。1週前追いとなる6日のウッドコース追いでは、体重の軽い大野騎手騎乗ではあったが長め6Fからの時計でラスト1F11秒2を馬なりでマークし、リフレッシュ効果をアピールした。

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【最終追い切り】先週の攻めで気持ちがしっかり乗っており、今週は確認程度のウッド単走。まったく楽な手応えながら、ラストは馬自ら気持ちを乗せ、鋭い伸びを見せた。予定より速い時計となったようだが、無理なく柔軟に体を使って出した数字。好調ゆえだろう。

【見解】夏の成長がそこまでではなく、前走時でオークスから微増のプラス2キロ(430キロ)。使っての回復具合がカギだったが、帰厩後ウッド6Fからの時計を2本出せており、いかに短期放牧でのケアが順調だったかが分かる。最終追いではセーブ気味でも想定以上に速い全体時計、そして直線ではとても単走とは思えない気迫でスパッと切れた。言うことなしのデキ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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