【阪神JF/追い切りジャッジ】サークルオブライフを上回る高評価 ガス抜き完了で「1F延長でも問題なし」

 

【阪神JF/追い切りジャッジ】サークルオブライフを上回る高評価 ガス抜き完了で「1F延長でも問題なし」

■ウォーターナビレラ

【中間調整】新馬戦、1勝クラスといずれも6番人気ながら連勝。そして迎えた前走・ファンタジーSでは後続ナムラクレアの目標にされて迫られたが、きっちり競り勝つ。それまでの2連勝がフロックでないことを証明しての無傷3連勝。主役候補として、2歳女王決定戦へ臨んでくる。中間は短期放牧を挟み11月下旬に栗東へ帰厩。26日に坂路14-14で体をほぐしたのが中間の初時計だった。1週前となる12月1日に、本番で騎乗する武豊騎手を背にCWで併せ馬。じんわりと入った分、若干だけ力む素振りは見せたものの脚はしっかり溜まっており、直線半ばで目標の馬をあっさり抜き去っている。

◆【阪神ジュベナイルフィリーズ2021予想/追い切りジャッジ】“特筆レベル”で内容も文句なしの「S」評価 「調整法もしっくりハマっている」

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【最終追い切り】この馬をデビューから2連勝に導き、前走時も最終追いの手綱を取った吉田隼騎手が今回も総仕上げを担当。総仕上げといっても芝コース単走で、力む面のあるこの馬を気分良く滑らかに走らせる内容で、負荷という負荷はほぼ掛けられていなかった。それでもテンション面が危うい状況だった前走時でCW4Fからの時計に留めたが、今回は5Fから時計になっていたのは好感が持てる。

【見解】前向きさやスピード能力とともに行きたがる気性も同居するタイプ。しかし1週前で武豊騎手が絶妙な制御で、最後まで脚を持たせたのはさすがだった。このひと追いで心肺機能の再鍛錬と操縦性の確認は完了。今週はガスが抜けたことを馬に意識させ、実に気持ちよさそうに走れていた。レースに出てどうかだが、この気配なら1F延長でも問題ないだろう。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。