【シンザン記念/血統傾向】単回収値「688」の配合 想定“10人気”以下の穴馬が中京マイルにフィット

9日に中京競馬場で行われるシンザン記念(GIII、芝1600m)の「血統傾向」を分析する。

3歳クラシックの登竜門とされる一戦だが、今年はディープインパクト産駒が不在。キタサンブラック産駒のラスール、ドレフォン産駒のウナギノボリカワキタレブリーなど、新種牡馬の産駒が6頭出走し、種牡馬の新・戦国時代の到来を予見させるメンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとくシンザン記念の推奨馬を紹介する。

◆【シンザン記念2022予想/追い切り診断】10人気前後の穴馬に高評価「A」 雰囲気上々で「健闘以上の走りがあっていい」

【シンザン記念/追い切り診断】10人気前後の穴馬に高評価「A」 雰囲気上々で「健闘以上の走りがあっていい」

■父・母父ともにキングカメハメハに注目

シンザン記念は昨年に続いて中京開催のため、データは2017~22年の中京芝1600mの重賞レースを対象とし、昨年の同レース、過去2年の京都金杯、2017~19年の中京記念で集計。種牡馬成績は以下の通り。

キングカメハメハ系種牡馬が【2-1-1-10】(勝率14.2%、連対率21.4%、複勝率28.6%/単回収値344)と好調で、母父サンデー系は【2-1-0-4】(勝率28.6%、連対率、複勝率42.9%/単回収値688)と抜群の相性を誇る。年明けの京都金杯では、同配合のダイワキャグニーが11番人気2着と好走しており、今の馬場にもフィットする。

母父サンデー系を見ると、2019年の中京記念を制したグルーヴィットは母父スペシャルウィーク、21年の京都金杯を制したケイデンスコールは母父ハーツクライと、スタミナ豊富なタイプだった。

今年、キングカメハメハ系種牡馬の産駒は3頭。このうち母父サンデー系は、母父ダイワメジャーのショウナンアメリアと、母父マーベラスサンデーのシーズザデイの2頭になるが、前述のスタミナ配合を意識すれば、おのずとシーズザデイは“買い”のジャッジとなる。

重厚な母父サンデー系が好成績を収めている理由の一つが、直線に急坂があるタフな中京芝1600mの特性。そこでチェックしておきたいのはロベルト系種牡馬で、抽出条件のデータではモーリス産駒が【1-1-0-2】、スクリーンヒーロー産駒が【0-1-0-2】と馬券に絡んでいる。

今年の出走馬でロベルト系は、エピファネイア産駒のセルバーグ、モーリス産駒のソリタリオの2頭。なかでもソリタリオの父モーリス×母父キングカメハメハの牡馬は、芝左回りで【8-4-0-6】(勝率44.4%、連対率、複勝率66.7%/単回収値112)、さらに根幹距離に絞れば【5-3-0-1】(勝率55.6%、連対率、複勝率88.9%/単回収値123)と安定感があり、軸には同馬を推奨したい。

▼その他データ傾向
◆【枠順】上位人気馬に“明と暗” 「連対数0」の鬼門にレッドベルアームが入る

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◆【脚質傾向】上がり最速馬が好調も、中京マイルで浮上する「上がり3位馬」の好走で波乱

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◆【前走ローテ】良血馬ラスールらに黄信号、舞台替わりでも注視すべき「前走左回り」

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◆【人気傾向】波乱含みの「クラシック登竜門」 注目は勝率、連対率トップの「2番人気」

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シンザン記念2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【S評価】ラスールを上回る「S」評価 圧巻の動きで「気配は絶好」

◆【A評価】独特の調整法で挑む人気馬に「A」評価 厩舎の“集大成”で名伯楽にV届ける

◆【A評価】10人気前後の穴馬に高評価「A」 雰囲気上々で「健闘以上の走りがあっていい」

◆【B評価】3強の一角に辛口評価 距離短縮は歓迎も「気性面に危うさが……」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】単勝“20倍”以上の伏兵 実績を考えれば「妙味は十分」

◆【穴馬アナライズVol.2】前日“10人気”前後の盲点 素質開花で「波乱の使者」へ

◆【穴馬アナライズVol.3】キャリア1戦の“ダークホース” 高いポテンシャルを感じる大器

◆【危険な人気馬-前編】人気の一角は“消し” 来春のクラシック戦線を占う一戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】好条件揃う伏兵馬を本命視、対抗に好気配漂うカワキタレブリーを指名

▼データ予想
◆【騎手データ】人気馬騎乗のルメールに不安要素 狙いは“栗東の大ベテラン”

◆【データ攻略-前編】「馬券内率75%」の強力データが後押し、名牝2頭に続けるか注目

◆【データ攻略-後編】「血統×戦法」の組み合わせで浮上する穴馬、単勝回収率「661%」で波乱を巻き起こす

文・SPREAD編集部


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