【京都記念/データ攻略-前編】“ウマ娘”でも人気を博すゴルシの娘に追い風 「馬券内率57%」で復活の狼煙を上げる

今週は阪神競馬場で京都記念(芝2200m)が行われる。

近2年はクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーとのちの名牝2頭が勝利。ドバイを見据える馬の参戦も多く、今年の古馬王道路線を占ううえで見逃せない伝統の一戦だ。この記事では過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに、有力馬と穴馬候補を紐解いていく。

◆【京都記念2022予想/追い切り診断】人気馬を上回る「A」評価は推定40倍前後の穴馬 “付きっ切り”の調整で「ひと押しの可能性」

【京都記念/追い切り診断】人気馬を上回る「A」評価は想定30倍前後の穴馬 “付きっ切り”の調整で「ひと押しの可能性」

■ユーバーレーベンは「ゴールドシップの血」が追い風に

惜敗続きの状態で臨んだ昨年のオークスは、それまでの鬱憤を晴らすような勝利。GI馬の称号を手にしたユーバーレーベンが京都記念に参戦してきた。積み重ねた実績を考えれば斤量54キロのここで良いスタートを切りたい胸中だと思うが、脚質面など不安がないわけではない。そんな同馬でご紹介したいのは以下のデータだ。

・ゴールドシップ産駒の阪神芝2200m成績【2-0-2-3】

馬券内率57%はハイアレベージの部類に入るだろう。ウマ娘でも人気を博すゴールドシップだが、自身が連覇を飾った宝塚記念と同じ阪神芝2200mへの適性は産駒に受け継がれている。昨年のオークス馬が復活の狼煙を上げる一戦となるか、注目したいところだ。

◆【京都記念2022予想/危険な人気馬-前編】人気の良血馬は“消し” 春の中距離路線を占う一戦で「買うべきではない」1頭とは

【京都記念/危険な人気馬-前編】人気の良血馬は“消し” 春の中距離路線を占う一戦で「買うべきではない」1頭とは

■レッドガランを後押しする「馬券内率88%」データ

しばらくマイル以下を中心に使われていたが、久々の2000m替わりで臨んだ前走中山金杯で鮮やかな勝利。7歳にして重賞ウィナーに輝いたレッドガラン。戦前の評価があまり高くなかったことからフロック視する向きもあるかもしれないが、同馬を後押しする強力なデータを発見した。

・12-2月の成績【3-1-4-1】

馬券内率は驚異の88%。典型的な冬馬であることがわかる。4人気1着の前走中山金杯は大混戦の2着以下を尻目に余裕綽々のレースぶり。当時と同じ小回りコースなら200mの距離延長で急激に失速することもないだろう。再度の好勝負が期待できる。

後編ではデータ面から浮上する東京新聞杯の穴馬候補2頭を紹介する。

◆【京都記念2022予想/データ攻略-後編】得意条件で浮上する想定“10人気”前後の穴馬 「馬券内率75%」の追い風で巻き返す

【京都記念/データ攻略-後編】得意条件で浮上する想定“10人気”前後の穴馬 「馬券内率75%」の追い風で巻き返す

▼その他、データ予想
◆【京都記念2022予想/騎手データ】阪神開催で数値“急上昇” 驚異的な強さを発揮する「栗東のベテラン」に注目

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京都記念2022予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【S評価】“体質強化”の有力馬に最高評価「S」 前向きさ抜群で前走とは「雲泥の差」

◆【A評価】実績最上位の“古豪”に高評価 大一番に向け「力をフルに出せる状態」

◆【A評価】人気馬を上回る「A」評価は推定40倍前後の穴馬 “付きっ切り”の調整で「ひと押しの可能性」

◆【B評価】人気のレッドジェネシスに低評価 気持ちも乗らず「見えないストッパーがある」

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定“7人気”前後の盲点 「前走内容から激走の再現あり」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝“下位人気”の刺客 「目下の充実ぶりは軽視できない」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“30倍”前後の伏兵 「このメンバーに入れば一発ある」

◆【危険な人気馬-前編】人気の良血馬は“消し” 春の中距離路線を占う一戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】メンバー最上位の“実績”を持つ「善戦マン」を本命視 「久々のV奪還があってもいい」

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】「最多7勝」を誇る8枠にマカヒキら伏兵馬が入る 昨年のオークス馬は“鬼門”の5枠に

◆【脚質傾向】人気ユーバーレーベンに危険信号 阪神開催で懸念される2つの「不安要素」

◆【前走ローテ】巻き返しを期する人気馬に追い風 該当する“レース格”と“距離”の「好走条件」

◆【人気傾向】1人気が2年連続勝利中も、最多勝利は単勝回収率「612%」の伏兵

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「共同通信杯編」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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