【京都記念/追い切り診断】“体質強化”の有力馬に最高評価「S」 前向きさ抜群で前走とは「雲泥の差」

■ユーバーレーベン

【中間調整】昨年秋は脚部不安からのぶっつけだった秋華賞こそ大敗に終わったが、続くジャパンCでは直線窮屈な場面がありつつも6着と健闘した。その後は休養。12月の段階で2022年初戦を京都記念に設定し、逆算して牧場でのケアと調整が進められた。帰厩後、初時計だった1月16日に坂路ラスト2F12秒9-13秒0とさっそく素軽く動き、牧場での順調さをアピール。以降、坂路とコースを併用し、丹念に乗り込まれている。1週前はウッドで津村騎手を背に、左右から挟まれる形の3頭併せ。両サイドは懸命に手が動いていたが、この馬だけはまったくの馬なり。直線半ばでのゴーサインには鋭く反応し、楽に抜け出しての最先着を果たしている。

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【最終追い切り】この日も津村騎手を背にウッドで併せ馬。3歳1勝馬を大きく先に行かせたが、4角であっさり取り付く。そのまま楽な手応えで相手をアオり、併入に持ち込んだ。時計は派手ではないが、相手を射程圏内に捉えた際見せた気迫は圧巻。

【見解】順調さを欠いていた昨年秋と比較すると雲泥の差とも言えるこの中間の充実ぶり。3歳時は追ってジワりと反応するような面があった馬だが、先週今週と機敏さが目立った。体も雄大に見せており、内臓面も4歳を迎えて強化されたのかもしれない。前向きさも抜群で、2か月半ぶりでも能力全開の走りに期待。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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