【関屋記念/追い切り診断】「どうしても気になる」 辛口「B」評価は人気一角のイルーシヴパンサー

■イルーシヴパンサー

【中間調整】休養を挟みつつ勝ち続け、4連勝で今年2月の東京新聞杯を制覇。前走・安田記念ではその勢いに期待され1番人気の支持を受けたが、道中16番手から8着に押し上げるまでが精一杯だった。最後の脚は目立っていたが、自分で競馬を作れない弱みに泣いた格好。その後は放牧で様子を見つつ、状態に問題ないことから関屋記念での再始動が7月上旬に決定している。22日に美浦へ戻り、24日にウッド14-14を消化。28日には久保田師を背にさっそく併せ馬をこなし、体調面は上々のようだ。8月3日の1週前追いでは2頭を追走、直線に向いたあたりで仕掛けられたが、ズブさがあり反応にタイムラグがあった。それでも最後はしっかり伸び、先行2頭をきっちりパスしている。

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【最終追い切り】今回初騎乗となる岩田望騎手を背にオープン馬ルークズネストを追走。手応えよく直線入口で並んでいくかに見えたが、手前の変換に手間取ったようで、ギアを上げた相手が先にスルッと抜け出してしまう。それでも直線半ばから豪快に伸び、最後は併入に持ち込んだ。

【見解】帰厩後、併せ馬を3本こなせているし馬体の張りなどからしても体調は悪くなさそう。ギアが入ってからの伸び脚もさすがの豪快さだ。しかし先週、今週と反応面での鈍さがあったのはどうしても気になる。加速して左にモタれてしまうあたりも含め、気持ちと体の調和がまだ取れていない印象。万全とは言い難く、バランス調整のためあとひと追い欲しかったところだ。

総合評価「B」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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