■ダノンザキッド
【中間調整】無傷3連勝で2歳GI・ホープフルSを制した素質馬だ。皐月賞でよもやの大敗後に骨折がありクラシック本番でその力は発揮することはなかったが、昨年秋のマイルCSで0秒2差3着、前走の安田記念で0秒2差6着と今後本格派のマイラーとして活躍しそうな兆しは感じさせている。早い段階で関屋記念参戦は決定しており、ノーザンファームしがらきでの休養から7月19日に予定通り栗東へ帰厩。21日の坂路14-14という初時計を出して以降、順調な調整が進んでいる。28日に4F51秒7-1F12秒0(一杯)、そして1週前追いとなる8月3日に4F51秒5-1F11秒9(一杯)と坂路51秒台を連発。夏場に続けてこれだけの負荷を掛けられるあたり、体調はすこぶる良さそうだ。8月7日の日曜追いでも終いだけ重点ながらしっかり時計を出し、ラスト1F11秒7(馬なり)と切れた。
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【最終追い切り】先週目一杯追われており、日曜追いでもダメを押すような調整。輸送を控えるレース当週は脚慣らし程度の内容となった。全体時計に派手さはなかったが、低い重心から力強く伸びる。課題の手前もスムーズに替えていたのは好感。
【見解】前走から坂路最終追いに切り替えているが、疲れを残さず走りのバランスを整えられるようで、現状はこの形が良さそう。日曜追いでの“ダメ押し”調整が特に効いているようで、最終追いは重苦しさを一切感じさせなかった。好仕上がり。
総合評価「A」
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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

















