【キーンランドC/追い切り診断】好調を維持している人気馬に高評価「A」 「狙った通りの仕上がりで走れる」

■ジュビリーヘッド

【中間調整】重賞初挑戦だった2走前の函館スプリントSでいきなり2着。前走・青函Sでは前々から押し切った勝ち馬ヴァトレニに届かなかったものの好位で立ち回り、2着に入っている。準オープン時代も大崩れしたのは1回のみで、好位差しの安定した取り口が持ち味だ。前走後は短期放牧で英気を養い、回復が順調なことから7月下旬にキーンランドCへの進出が決定している。8月中旬に函館へ入り、14日にダートコース14-14で脚慣らし。18日、ウッドでの1週前追いには調整パートナーである斎藤騎手(レース本番は横山和生騎手)が騎乗し、3歳未勝利馬に先着。ややズブかったが、ギアが入ってからは力強さがあった。

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【最終追い切り】札幌に移動しており、最終追いは同地の芝コースで。今週も斎藤騎手が跨り大きく先を行く2頭を追走。それぞれに遅れ入線に終わったが、直線での仕掛けをあえて遅らせ、最後まで馬が前にいる状況としたもの。ジュビリーヘッド自身の切れは鋭く、4F48秒1-1F11秒6(強め)と時計的にはまったく問題なかった。

【見解】帰厩後の本数は少ないが、中1週で使った前走・青函Sの負荷を考えればその分で相殺か。実際、動きからは本数の物足りなさを感じない。1週前で見せたズブさも、最終追いでしっかり解消できていた。このあたり斎藤騎手のサジ加減が絶妙と言える。最終追いは遅れ入線だが、新聞によっては単走扱いにしているケースもあり、遅れ自体で割り引く必要はない。一連の好調維持、狙った通りの仕上がりで走れる。

総合評価「A」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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