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【朝日杯FS/追い切り診断】連敗中の想定“10人気”以上に高評価「A」 「攻め気配は相当のレベル」

【朝日杯FS/追い切り診断】連敗中の想定“10人気”以上に高評価「A」 「攻め気配は相当のレベル」

■グラニット

【中間調整】デビュー3戦目の新潟2歳Sは先行策から伸びずバテずの6着に終わったが、そこから中5週で臨んだ前走・サウジアラビアRCでは大逃げを打ち最後まで粘りに粘って2着を確保してみせた。その後大きなダメージが見られないことから朝日杯フューチュリティSかホープフルSのどちらかを候補として短期放牧。マイル重賞の経験を重視し、朝日杯フューチュリティS出走を決め11月23日に美浦へ戻っている。24日に坂路14-14を消化し、30日には嶋田騎手を背に坂路併せ馬で準オープン馬をアオるなど放牧での緩みは感じられず、いっそうパワーアップを果たしたようだ。1週前追いはウッドで3頭併せ。追い出しをギリギリまで我慢し、直線半ばで促されると鋭く弾けて最先着としている。

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【最終追い切り】1週前のウッド調教で自己ベストを更新しており、輸送を控えた当週は坂路で終い重点の併せ馬。目標とした古馬2勝クラスを坂の手前で外からマクり、大きな距離ロスもなんの、直線半ばで鋭く抜き去って先着を果たした。気迫十分といった雰囲気で、反応も機敏そのもの。

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【見解】坂路でそこまで動かないタイプでラスト2F12秒6-12秒5(強め)とそこまで切れなかったが、気持ちの強さや踏み込み力強さは特筆レベルと言える。坂路、ウッドともにこの中間は以前と比較して全体時計を大幅に短縮できており、短期放牧でグンと成長したよう。体幹の強そうな走りっぷりにも好感が持てる。初の関西遠征とあって最終追いをこれまでのウッドから坂路に切り替えたのがどう出るかだが、攻め気配は相当のレベル。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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