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【朝日杯FS/危険な人気馬】連勝中の重賞馬は“消し”評価 「勝ち馬の条件を満たしていない」

【朝日杯FS/危険な人気馬】連勝中の重賞馬は“消し”評価 「勝ち馬の条件を満たしていない」

今年の第74回朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)は、サウジアラビアRCを制した2戦2勝のドルチェモアや、デイリー杯2歳Sを逃げ切ったオールパルフェ、2着に敗れたが強烈な決め手を発揮したダノンタッチダウンなど、前哨戦の重賞で好勝負を演じた強者が集結し、見応えのある一戦となりそうだ。

そんな中、京王杯2歳Sを制した無敗のオオバンブルマイが、今回の「危険な人気馬」の標的となる。

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■鬼門のステップレース覇者

京王杯2歳Sでは、3~4番手の内めを追走。直線ではインで脚を溜め、残り200m付近で外に持ち出すと、鮮やかな差し切り勝ちを決めたオオバンブルマイ。10番人気と低評価だったが、デビュー2連勝とし、一躍、朝日杯フューチュリティSの有力候補に躍り出た。

新馬から芝1400mしか使っていない同馬だが、鞍上にC.ルメールを迎え、マイルまでならこなせるという感触を伝えているようだが、やはり1F延長がカギを握ることになるだろう。過去10年で、ステップレースとして最も多い頭数が出走している京王杯2歳S組だが、その成績は【0.2.2.27】と勝ち馬は輩出していない。同じ前哨戦のサウジアラビアRCが【2.2.1.4】、デイリー杯2歳Sが【1.3.2.18】となっており、京王杯2歳S組は分が悪い数字となっている。

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また、阪神で開催されるようになった14年以降の勝ち馬8頭について、デビューから前走までの単勝人気を調べてみると、8頭とも全てのレースで、少なくとも2番人気以内に支持されていた。常に人気を背負って結果を残してきたような実力馬でないと、朝日杯フューチュリティSでは勝ち切れないということの証明でもある。

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オオバンブルマイは新馬戦で5番人気、前走は10番人気と、伏兵扱いの中で勝ち上がってきた。今回は鞍上の人気も加味すれば、ある程度注目される立場になる。その中で、これまでと同様のパフォーマンスを発揮できるかどうか微妙であると判断し、ここは思い切って「消し」でいきたい。

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文●SPREAD編集部


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