Advertisement

【朝日杯FS/追い切り診断】想定“10人気”前後に激走予告の高評価 「精神面での完成度は一枚上」

 

【朝日杯FS/追い切り診断】想定“10人気”前後に激走予告の高評価 「精神面での完成度は一枚上」

■オーサムストローク

【中間調整】夏の札幌芝1500mで3着、2着と勝ち上がれず、10月の4回中山芝1600mの未勝利で初勝利。好スタートからハナに立つと淡々としたペースを刻み、直線に向いてもうひと伸び。後続を5馬身突き放し逃げ切った。続く前走・ベゴニア賞は2番手追走から直線、残り400mで逃げ馬に並びかけ、残り300mで早くも先頭。イクイノックスの半妹ガルサブランカが直後に迫るも、最後まで譲らず半馬身差で振り切った。勝ち時計や着差以上に強い内容。

◆【朝日杯フューチュリティステークス2023予想/追い切り診断】ダノンマッキンリーを上回る「S」の最高評価 「GI制覇へ、まさに泰然自若」

レース後、陣営はオーナーと相談としたが、即座に目標を朝日杯フューチュリティSへ。7日木曜には助手を背に、美浦Wコースを単走で追われ、5F69秒9-1F12秒3(馬なり)と軽めも、走りに対する集中力の高さと、安定したバランスのいいフォームは目を引いた。

【最終追い切り】今回初コンビを組む坂井瑠星騎手が美浦へ駆けつけ、美浦Wコースの併せ馬を敢行。古馬2勝クラスにコーナーで外から並ぶと、頭が上がり気味の相手に対し、重心をグイッと沈めるフォームで悠々と先着した。

【見解】気性面において課題の多い今回のメンバーの中では、道中の折り合い、バランスのいい走法、鞍上との意思疎通ぶりを比較すると、その点は同馬が一枚上。精神面での完成度は高く、それでいてスッと好位を取れるレースセンスぶりは武器になる。中間はいずれも馬なりでも、中2週の関西遠征とは思えない、内容自体はしっかり攻め上げられ、目下の充実ぶりは確実。戦績に派手さがないぶん、ここは伏兵扱いとなるだろうが、侮れない1頭と言える。

総合評価「A」

朝日杯フューチュリティステークス2023 予想コラム一覧

馬券攻略ガイド

「重賞ウイナー2騎の追い切り評価は『SとB』で明暗」出走予定・枠順、予想オッズetc.

騎手データ

【騎手データ】ルメールJは「7鞍中6鞍で人気以下の着順」 軸は“連対率100%”の人馬

Advertisement


追い切り評価

【追い切り診断】ダノンマッキンリーを上回る「S」の最高評価 「GI制覇へ、まさに泰然自若」

【追い切り診断】重賞ウイナーがまさかの……辛口「B」評価 「最終追いの速い時計は誤算か」

【追い切り診断】シュトラウスを上回る高評価 「緻密なプランに好感、期待は膨らむばかり」

データ分析

【データ攻略】“バッサリ切っても仕方ない” 人気一角に「0.0.0.16」の消し要素浮上

【データ攻略】“馬券内率80%”条件合致 「あっさり勝つ」可能性秘めたGI級候補

穴馬予想

【穴馬アナライズ】「ジャンタルマンタルに目を奪われがちだが……」 前日“10人気”前後の盲点

【穴馬アナライズ】「敗因は距離の壁にあらず、激流展開で再浮上」 想定“8人気”前後の伏兵

Advertisement


【穴馬アナライズ「上昇度はメンバー屈指、この人気なら買い」 単勝オッズ“2桁”確定の刺客

【WIN5予想】シュトラウスは“消し”想定2桁オッズ含む2頭 WIN3は前走逃げ馬「一点突破」

【危険な人気馬】無敗馬に勝率0%と「0.0.1.8」の消し要素 「簡単に飛びつけない理由」

12/16~17 重賞全頭診断

【朝日杯FS】想定8人気以下に「5.1.3.0」 “平凡な時計”でも軽視禁物

【ターコイズS】「勝率100%」条件合致で波乱の使者に 荒れるレースを制するのは

血統予想

【血統予想】想定8人気以下に単回収値「512」 波乱の使者になりうる穴馬は……

枠順傾向

【枠順】人気サイドに「0.0.0.19」の可能性 “馬券内率84%”手堅いデータに2頭が浮上

ローテ・脚質・過去10年データなど

【人気傾向】“馬券内率100%”の圧倒的軸候補とは…… シュトラウスは人気>着順の可能性

【前走ローテ】ダノンマッキンリーに“馬券内率0%” ベゴニア賞勝ち馬が2戦2勝の好相性

【脚質傾向】前走上がり順位で取捨可能 スタミナと末脚を兼ね備えた2歳王者候補は……

【随時更新中】芸能人・著名人の予想まとめ

芸能人・予想家の本命&注目馬まとめ 「GI本命3連勝中!絶好調◎をチェック」

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。