JRAは15日、第75回朝日杯フューチュリティS(GI、芝1600m)の枠順を発表した。
デイリー杯2歳Sの勝ち馬ジャンタルマンタルは2枠3番、東京スポーツ杯2歳S覇者のシュトラウスは8枠17番、無傷のGI制覇を目指すダノンマッキンリーは4枠8番から発走する。
◆【朝日杯フューチュリティステークス2023予想/追い切り診断】ダノンマッキンリーを上回る「S」の最高評価 「GI制覇へ、まさに泰然自若」
目次
■逃げ先行は1~4枠以内が必須
阪神開催となった2014年以降、ダントツの最多勝利を挙げているのは1枠で【4.1.0.11】勝率25.0%の成績。連対馬5頭のうち4頭は先行した馬で、昨年のドルチェモアや2020年のグレナディアガーズは押し切って勝利している。2014年の勝ち馬ダノンプラチナは後方を進んで外から豪快に差し切ったものの、基本的にはロスなく良いポジションを取れる先行馬のほうが枠を活かしやすい。脚質を考慮してもエコロヴァルツとミルテンベルクには警戒したい。
また当日先行した馬を見てみると、1~4枠から逃げるか先行した馬は【5.1.2.15】だったが、5~8枠は【0.0.0.19】と全滅だった。逃げ先行馬は4枠以内が必須条件。先行競馬で好走してきたシュトラウスは8枠、しかも【0.0.0.9】の大外枠に入ってしまった。
さらに、1~3番人気が1~4枠に入った場合、【5.3.3.2】勝率38.5%、複勝率84.6%を記録するが、5~8枠に入ると【2.3.2.7】勝率14.3%、複勝率50.0%に落ちる。内めの枠のほうが力を発揮しやすいことが窺える。人気サイドならシュトラウスは劣勢で、ジャンタルマンタルとダノンマッキンリーが手堅い。
4番人気以下の伏兵は1~4枠が【1.2.2.52】で、5~8枠が【1.1.2.59】とあまり差はないので、ヒモは枠を気にせずに狙った方がよさそうだ。
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