2月25日に中山競馬場で行われる第98回中山記念(GII、芝1800m)のデータを紹介する。
今年は、有馬記念8着から巻き返しを図るソールオリエンス、マイルCSで0秒2差の4着だったエルトンバローズ、香港カップ3着で高齢ながらも果敢な走りを見せるヒシイグアス、昨年の2着馬ラーグルフらが、春のGI戦線に向けて始動する。
ここでは過去10年のデータから予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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目次
■中山金杯組が妙味ありの軸候補
過去10年、様々な方面からの出走が見受けられるが、唯一複数勝利を挙げているのが中山金杯組。勝率33.3%、複勝率55.6%、回収値は単勝164、複勝147を記録。昨年は8番人気のラーグルフが2着、一昨年は1番人気ヒシイグアスが勝利、3着には7番人気のウインイクシードが入るなど、人気以上の成績を残しており、出走がある際はベタ買いでいい。
今年はボーンディスウェイとマイネルクリソーラの2頭が出走予定。好走馬はいずれも前走の中山金杯において「初角で半分より前にいた馬」で、その成績は【3.1.1.1】勝率50.0%、複勝率83.8%。2頭ともこれに該当しており、不動の本命候補だ。
・中山金杯【3.1.1.4】
・天皇賞秋【1.1.0.2】
・マイルCS【1.0.2.5】
・香港マイル【1.0.1.3】
・有馬記念【1.0.0.6】
・エリザベス女王杯【1.0.0.2】
・宝塚記念【1.0.0.0】
・ダービー【1.0.0.0】
・秋華賞【0.2.0.1】
・京都金杯【0.1.0.3】
・白富士S【0.1.2.8】
・東京新聞杯【0.1.0.7】
・香港ヴァース【0.1.0.1】
・チャレンジC【0.1.0.1】
・根岸S【0.1.0.0】
・菊花賞【0.0.1.3】
・札幌記念【0.0.1.1】
・富士S【0.0.1.0】
・府中牝馬S【0.0.1.0】
次点はGIクラス組がズラリと並ぶ。国内外を合わせて【7.4.4.32】と、実力上位馬が結果を残す。このうち、ノーザンファーム生産馬は【3.3.2.10】で単勝回収値は102をマーク。GIレベルの同牧場の馬が好んで使うローテーションとなっており、前走GIクラスのノーザンファーム生産馬が出走した8回のうち6回において1~2頭が好走を果たしていた。さらにサンデーレーシング所有馬は【1.3.2.2】と2、3着が多いものの、安定した成績で、久々の中山舞台となるジオグリフには何かしらの印が必要か。
■マイルGI組は先行力がポイント
好走馬の中心となるGI組のうち、1600m戦のマイルCSと香港マイル組が好成績を収めており、【2.0.3.8】とGI組の中でも母数が多いながらに大崩れが少ない。なかでも、マイルGIにおいて先行・好位馬群で競馬ができた馬の好走が目立つ。2017年の1着馬ネオリアリズム、3着馬ロゴタイプは香港マイルで積極的に先行、2020年の勝ち馬ダノンキングリーや、19年3着馬ステルヴィオ、18年3着馬マルターズアポジーはマイルCSでいずれも初角6番手以内に収まっていた。
逆にマイル戦で後方一気を決めていたシュネルマイスターやペルシアンナイトは馬券外に敗れており、開幕週の馬場を活かしたスピードや先行力がポイントになる。脚質を考慮すると、エルトンバローズやソーヴァリアントの巻き返しには要警戒だ。
香港組では香港マイルや香港ヴァーズ組が結果を残しているのに対して香港カップ組は【0.0.0.4】と不振。しかもすべて当日3番人気以内の馬で、1番人気だったディアドラやトウケイヘイローも6着までという結果だ。2020年には中山巧者のウインブライトも3番人気7着と崩れており、中山記念2勝の実績があるヒシイグアスでも、今年のローテーションでは割り引きたい。
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(SPREAD編集部)















