【MLB】メジャー屈指の名三塁手アレナドが「トレード交渉を継続中」 一塁コンバートに前向きで「より多くの候補がテーブルに上がる」

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

【MLB】メジャー屈指の名三塁手アレナドが「トレード交渉を継続中」 一塁コンバートに前向きで「より多くの候補がテーブルに上がる」
ノーラン・アレナド(C)Getty Images

2024年のメジャーリーグはオフシーズンでストーブリーグに入っており、各球団の戦力補強に向けた動きには注目が集まっている。

そんななか、トレードの可能性が伝えられてるのがカージナルスのノーラン・アレナド内野手。3度の本塁打王や5度のシルバースラッガー賞、10度のゴールドグラブに輝いてきた名手の動向に米メディアが関心を寄せている。

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■2021年から4シーズンカ軍でプレー

米老舗誌の『スポーツ・イラストレイテッド』が掲載したのが「ノーラン・アレナドがカージナルスとのトレード交渉を継続中。ポジション変更にも前向き」と題した記事。2021年にロッキーズから加入し4シーズンを過ごしたアレナドに対して、カージナルスがトレードを検討していると報じた。

記事では33歳とベテランに差し掛かったアレナドが「ポジション変更に前向きである」とコンバートにも応じると伝えられており、「アレナドは新チームにおいてラインナップに柔軟性を与えるために、少なくとも限定的に一塁手として移る準備がある」と言及。MLB史上2位の10年連続ゴールドグラブに輝いた三塁手としてだけでなく、一塁起用の可能性も出てきている。

カージナルスはジョン・モゼリアック編成本部長が「若い選手にプレーを与えたい」と明言するなど、チームをフレッシュな陣容にしたい狙いがある。

そのなかでトレード候補に挙がるアレナドについて、「スタットキャストのアウト数でMLB2位にランクされたアレナドは、依然としてエリートな守備力を誇る三塁手」と評価しつつも、「彼が別のポジションでプレーする意欲があることは、カージナルスのトレード交渉でより多くの候補がテーブルに上がる可能性がある」とコンバートを受け入れることで、獲得球団が増えることにつながると見ている。

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アレナドは2024年も152試合に出場し、打率.272、16本塁打、71打点を挙げており全盛期から成績は落としたものの、来季以降も一定の活躍は見込めるとされる。メジャー屈指の名手はトレードとコンバートを受け入れて新天地を求めることになるのか。

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