【日本ダービー/データ攻略】前走上がり最速の脚も完敗の穴馬、強力データが示す「6-1-1-0」の“買い”要素

前編では人気馬であるエフフォーリアとサトノレイナスの明暗を分けるであろうデータについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。

【日本ダービー/データ攻略】エフフォーリアとサトノレイナス、人気馬2頭の明暗を分ける「100%データ」とは?

■データが導く2021日本ダービーの穴馬候補は

2019年には12人気ロジャーバローズが波乱を演出した日本ダービー。ここでは波乱の使者となりうる穴馬候補2頭をデータ面から取り上げたい。

<穴候補1 ヨーホーレイク>

皐月賞は上がり3F最速の脚で5着。一線級のメンバー相手でもやれることを示したがいまだ重賞未勝利の事実は変わらない。さすがに上位進出は厳しいと思われるが、今回は強力なデータがヨーホーレイクを後押しする。

・2011年以降の友道厩舎×金子真人ホールディングス×川田将雅への乗り替わり時成績【6-1-1-0】

掛け算が多くなってしまったが、この条件では馬券内率100%。先週のオークスはソダシ、アカイトリノムスメで勝利を逃した金子真人ホールディングスが送り込む刺客に跨るのは相棒・ダノンザキッドと挑むはずだった川田将雅。人馬ともに不気味さが漂う。

【日本ダービー/穴馬アナライズ】10番人気以下に潜む“盲点”、皐月賞敗退組の巻き返しで「一角崩し」を狙う

<穴候補2 グレートマジシャン>

前走の毎日杯は勝ち馬シャフリヤールとタイム差なしの2着。能力の一端は示したものの、こちらも重賞未勝利と実績に不安を抱える1頭。それでも今回は「人」の部分で後押しが得られそうだ。

・2020年以降の戸崎圭太の東京芝2400m馬番フタ桁番騎乗時成績【2-2-1-2】

Cコース替わりのダービーウィーク。外枠不利と言われているが、その条件にあって2018年騎乗馬エポカドーロは馬番12番から連対を確保。東京芝2400m×戸崎圭太×外枠は決してマイナスにはならないとのデータだ。2走前のセントポーリア賞の勝ち時計1分46秒5は2015年のダービー馬・ドゥラメンテが記録した時計を上回るもの。乗り替わりのジンクスを覆し、悲願のダービージョッキーの座に就く可能性は考えておきたい。

【日本ダービー/追い切りジャッジ】エフフォーリアを上回る「S」評価、前走激走の反動皆無「心肺機能は文句なし」

■日本ダービー2021予想コラム一覧

▼データ予想
◆【前編・有力馬】エフフォーリアとサトノレイナス、人気馬2頭の明暗を分ける「100%データ」とは?

▼穴馬予想
◆【前編・有力馬】“1強ムード”がエフフォーリアを後押し、サトノレイナスと毎日杯組2頭は低評価

◆【後編・穴馬】10番人気以下に潜む“盲点”、皐月賞敗退組の巻き返しで「一角崩し」を狙う

▼追い切り予想
◆【有力馬】エフフォーリアを上回る「S」評価、前走激走の反動皆無「心肺機能は文句なし」

◆【有力馬】サトノレイナスは辛口評価「B」、ゴーサインにギア上げず「精神面に一抹の不安」

◆【有力馬】エフフォーリアは2番手評価「A」、動き上々も回復に若干手間取ったか

◆【穴馬】前走完敗の伏兵に「A」評価、稽古駆けするOP馬を圧倒「「闘志満々」

▼その他、データ傾向
◆【騎手データ】エフフォーリアの横山武は東京芝2400mわずか1勝、連対率30.4%を誇る“府中の鬼”とは

◆【過去10年データ/枠順傾向】エフフォーリアの1枠は最多3勝の“絶好枠”、サトノレイナスは連対率わずか3.3%の“鬼門”8枠

◆【過去10年データ/人気傾向】2番人気は勝率「10%」、1・2番人気ワンツーは過去10年で昨年のみ

◆【過去10年データ/前走ローテ】エフフォーリア、二冠達成の確率は「30%」 無敗でも過信は禁物

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「日本ダービー2021全頭分析」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家

競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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