【日本ダービー/人気傾向】2番人気は勝率「10%」、1・2番人気ワンツーは過去10年で昨年のみ

30日に東京競馬場で行われる第88回・日本ダービー(GI、芝2400m)の過去10年データを紹介する。

デビューから4連勝で皐月賞を制したエフフォーリア(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)は、昨年のコントレイルに続く史上8頭の無敗二冠を目指す。さらに桜花賞2着のサトノレイナス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は2007年のウオッカ以来となる史上4頭目の牝馬による日本ダービー制覇を目論む。

ここでは「人気傾向」を分析していく。

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■エフフォーリアは単勝1倍台なら勝率66.6%

過去10年、1番人気は【4-1-2-3】で勝率40%、連対率50%、馬券内率70%と信頼度は高い。しかし、昨年のコントレイルが1番人気で制したのは、じつは2015年のドゥラメンテ以来5年ぶりで、19年のサートゥルナーリアは4着、18年のダノンプレミアムは6着、17年のアドミラブルと16年のディーマジェスティは3着と、4連敗していた。

単勝オッズ別に見ると1.0~1.4倍は【1-0-0-0】で、これは昨年のコントレイルで1.4倍。1.5~1.9倍になると【1-0-0-1】で、19年のサートゥルナーリアが1.6倍で4着の二冠ならず、一方で15年のドゥラメンテは1.9倍で二冠達成と明暗は分かれた。

2.0~2.9倍は【1-1-0-2】。2018年のダノンプレミアム(2.1倍、6着)、14年のイスラボニータ(2.7倍、2着)、13年のキズナ(2.9倍、優勝)、12年のワールドエース(2.5倍、4着)の4頭で、戦績から「半信半疑」の評価は見て取れ、結果も二分される。

3.0~3.9倍は【1-0-2-0】で、2017年のアドミラブル(3.4倍、3着)、16年のディーマジェスティ(3.5倍、3着)、11年のオルフェーヴル(3.0倍、優勝)と、むしろこちらのほうはキッチリと馬券に絡んでいた。

オークスで単勝1.9倍のソダシが8着に沈んだ翌週だけに、オッズに影響があるかもしれないが、皐月賞馬・エフフォーリアが単勝1倍台なら、データ上は勝率66.6%となる。

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■2番人気は不振、1・2番人気のワンツーも…

2番人気は意外に不振で【1-2-1-6】。ただ、近年は馬券に絡んでおり、昨年のサリオスは2着、2019年のヴェロックスは3着、17年のレイデオロは優勝、16年のサトノダイヤモンドは2着と、過去5年で4頭が馬券に絡んでいる。

しかし、1番人気と2番人気のワン・ツーは、昨年のコントレイル、サリオスがじつは15年ぶり。コントレイルの父ディープインパクトが優勝した2005年で、2着に2番人気のインティライミが入った。

1番人気と2番人気の組み合わせはデータ上、危険と言え、どちらかを軸にヒモ荒れを狙うのがセオリーとなっている。

また、3番人気は【3-3-1-3】で馬券内率は驚異の70.0%と、2番人気よりはるかに信頼度は高い。しかし、今年はエフフォーリアと、サトノレイナスに続く3番手が横一線の様相を見せており、過去のデータからは単勝オッズ4.0~8.5倍までのゾーンが勝負圏内となっている。今年の3番人気が10倍以上になるようであれば、信頼度はグンと落ちる。

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▼その他、データ傾向
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▼穴馬予想
◆【前編・有力馬】“1強ムード”がエフフォーリアを後押し、サトノレイナスと毎日杯組2頭は低評価

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▼データ予想
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▼追い切り予想
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◆【穴馬】前走完敗の伏兵に「A」評価、稽古駆けするOP馬を圧倒「「闘志満々」

文・SPREAD編集部


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