「前編」ではファインルージュの不安材料を挙げ、消しの評価としたが、「後編」ではファインルージュに代わる本命、そして穴馬5頭を含めた対抗以下の結論を紹介する。
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■不動の本命は「未来のマイル王」
本命には、昨年の阪神Cで2着に好走したホウオウアマゾンを指名する。マイルCSで5着、NHKマイルC9着、朝日杯フューチュリティS9着とGIでは善戦までといった結果だが、GIを除いたマイルの成績は【3-2-0-0】と崩れていない。古馬になってからも成長が見込まれる良血馬だが、昨年はトモがパンとせずに心と体のバランスが噛み合っていないといった状態ながらも能力だけで好走を続けていたことも含めると、成長次第でマイルで無双する可能性が高い。ゲートセンスも良く、どのポジションからでも長く良い脚を使えることに加え、父キングカメハメハ(NHKマイル1着)×母ヒカルアマランサス(ヴィクトリアマイル2着)の血統構成なだけに東京への舞台替わりは間違いなくプラスに働くだろう。安田記念を想定した臨戦過程含め、中間の調教も抜群の動きをみせていただけにここで評価を落とすこともなく、不動の本命とする。
対抗はカテドラル。前走のマイルCSでは道中14番手から競馬を進め、直線で脚を伸ばすも及ばず9着という結果だった。しかし上がり3Fで4位タイの末脚をマークしているように、どのレースでも堅実に脚を使えるタイプで、NHKマイル3着や昨年の同レース2着に好走した実績がある東京に戻る今回は人気以上に好走する可能性が高く、ここでもマークしておきたい。
以下、押さえでイルーシヴパンサー、カラテ、シュリ、エイシンチラー、ワールドバローズとする。ワールドバローズは前走の長篠Sで勝利しオープン入りを果たし、今回が2度目の重賞挑戦となるが、左回りでは5戦4勝と無類の強さを発揮している。3歳時にアーリントンCでホウオウアマゾンの5着に好走するなど実績面でも侮れない存在なだけに、格上挑戦が嫌われるようなら配当妙味は十分にある。
また、目下3連勝中と勢いが止まらないプリンスリターンは引き続き横山武史騎手が跨り、人馬ともに好調なだけに警戒はしておきたいが、横山武史騎手はGIIIの成績が【1-1-1-47】勝率2.0%、連対率4.0%、複勝率6.0%と絶不調。昨年に引き続き、今年も軽快な騎乗が続いているが不安材料が大きいためここは軽視したい。
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文・西舘洸希(SPREAD編集部)

















