【アルゼンチン共和国杯/追い切りジャッジ】オーソリティを上回る「S」評価は人気の盲点 人馬一体で「絶好の状態」

■マイネルウィルトス

【中間調整】前走は“スーパーGII”の札幌記念に参戦。GIタイトルホルダーが顔を揃えた一戦ながら、0秒4差の4着と健闘した。地力強化ぶりは著しい。今回自身初の距離となるが、極端に悪い馬場での消耗戦だった4月の福島民報杯を圧勝しており、スタミナ勝負は歓迎ということか。陣営はここ一本に絞って調整してきた。中間の初時計だった10月14日の坂路追いでさっそく2F13秒1-13秒0(馬なり)と緩みのないところをアピール。翌週21日にはCW5F65秒を切る自己ベストタイムを馬なりで叩き出し、身体的な鍛錬はこれでほぼ完了と言えた。その後はバランスや精神面の鍛錬に注力。1週前の坂路併せ馬では、溜めに溜めて終いにグイグイ追うメリハリの効いた内容をこなした。

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【最終追い切り】最終追いはM.デムーロ騎手に全権委任。馬の気分を損ねないよう、鞍上はある程度出して行く調整を選択し、目標にした相手を2勝クラスを早々に抜き去る。そこからいったん落ち着かせて相手を迎え撃ったが、後方から迫ってきたのを察知するとスッとギアを上げ結局3馬身突き放しての先着を果たしている。

【見解】2週前の追い切りが圧巻で、この時点で使っても良かったぐらいだろう。その後実戦想定で様々なパターンをこなせたのが大きい。最終追いはM.デムーロ騎手がこの馬の高い操縦性を楽しむかのように、自在に動かしてみせた。人馬一体の雰囲気で、絶好の状態と言える。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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