【エリザベス女王杯/追い切りジャッジ】下位人気想定の穴馬に高評価 「大仕事をやってのける可能性は十分にある」

■イズジョーノキセキ

【中間調整】前走、準オープンの西宮Sが4カ月ぶりの秋復帰戦。中団のインで構え、直線ではスッと脚を伸ばしたが勝った良血馬ジェラルディーナの決め手に屈しての2着という内容だった。条件馬の立場ではあるが、阪神は得意のコース。登録頭数的に出走可能との目算が立ち、11月6日の自己条件・ノベンバーSを見送り、エリザベス女王杯に向けて在厩で調整されている。10月29日の中間初時計では坂路ラスト2Fを13秒5-13秒4(馬なり)で駆け抜け、使ったダメージからの回復ぶりをアピール。CWでの1週前追いでは序盤の落ち着いた走り、そして直線での単走とは思えない気迫とメリハリのある動きを見せた。

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【最終追い切り】今回初コンビを組む和田竜騎手を背に、CWで準オープン馬と併せ馬。勢い優勢で、早めに抜け出し直線では相手を待つ格好となったが、追いすがってくる相手を尻目に、手応えで圧倒したまま半馬身の先着を果たしている。抜け出してからフワりとさせず、それでいて仕掛け過ぎない鞍上の制御が絶妙だった。

【見解】以前は1回使うとガタッと来る面があったようだが、夏の休養を挟んで体質面で一気に逞しくなったか。目標のエリザベス女王杯を見据え、余裕を持たせたつくりだった前走を使われ想定通りに良化を果たしている。1週前は単走ながら馬自ら気迫を乗せ豪快な伸び。そして今週は準オープン馬をもてあそぶかのような貫禄を見せた。肉体、心肺機能の上昇もだが、精神的な上積みも大きく見込める。条件馬の立場だが、大仕事をやってのける可能性は十分。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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