【エリザベス女王杯/追い切りジャッジ】有力馬を上回る「S」評価は前走惜敗馬 名手の“最後の味付け”完了でいざ復権Vへ

■レイパパレ

【中間調整】大阪杯V、宝塚記念3着と春は大きな結果を残した。秋初戦だったオールカマーでは1番人気に推されたものの、粘り切れずに4着に終わっている。その後は当初からの予定通りエリザベス女王杯を目指すこととなり、短期放牧を挟んで10月21日に栗東へ帰厩。坂路で入念に追われる、いつも通りの稽古をこなしている。10月24日の初時計でさっそくラスト1F12秒台をマークし、緩みのないところをアピール。1週前追いでは中間初めての併せ馬をこなし、終いグイグイ追われて先着を果たしている。

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【最終追い切り】最終追いはC.ルメール騎手が騎乗し、坂路で併せ馬。先行させたオープン馬にあっさり取り付いて併走に持ち込むと、リズミカルな脚捌きから相手をアオり、仕掛けられたゴール前で1馬身抜け出しての先着を果たした。最後に手が動いたが、ズブくて追わせたのではなく、鞍上が体調の良さを感じとり“最後の味付け”を施したような雰囲気だった。

【見解】この中間は以前より楽な負荷でいい時計が出せるようになっている。以前は成長途上で荒削り、バネだけで走っているような感じだったが、夏を経て体幹がしっかり強化したのがその要因だろう。ブレなく、バランスのいい走りを見せられるようになった。最終追いで復権Vを託された鞍上がこの馬の特性をしっかり把握したようなのも好材料。ベストは10Fと思われるが、名手の手綱捌きであと1F分の埋め合わせをしてくれそうだ。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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