【エリザベス女王杯/血統傾向】阪神芝2200mで活気づく「ヌレイエフ」 該当する穴馬に“大駆け”警報

3歳と古馬が激突する牝馬頂上決戦、第46回・エリザベス女王杯(GI、芝2200m)は14日、阪神競馬場で行われる。

今年は、母に牝馬三冠・アパパネを持ち、史上初めて秋華賞で母子制覇を達成した3歳馬・アカイトリノムスメ、牡馬混合GI・大阪杯を制したレイパパレ、オールカマーで牝馬ワン・ツーのウインマリリンウインキートスなどが出走予定だ。

ここでは、予想のヒントになる「血統傾向」を分析していく。

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■阪神芝2200mは持続力に優れるヌレイエフ

舞台は、昨年に続きスタンド改修工事中の京都ではなく阪神競馬場。内回りの阪神芝2200mでは瞬発力より持続力が求められ、急坂を2度走るタフなコース形態のため、パワーやスタミナを問われやすい。

データは、2018~21年の阪神芝2200mの重賞レースを対象とする。昨年のエリザベス女王杯、今年の京都記念、過去4年の宝塚記念における種牡馬成績は以下の通り。

宝塚記念を連覇したクロノジェネシスのバゴが最多の2勝。1勝でディープインパクト、ハーツクライ、キングカメハメハ、オルフェーヴルが続く。バゴとキングカメハメハに共通している血はヌレイエフの血だ。稍重開催の2018年宝塚記念は顕著で、7番人気1着と穴を開けたミッキーロケットはヌレイエフの4×4のクロスを持つほか、同年は上位3着すべての馬がヌレイエフの血を内包していた。

先週、アメリカの地で日本馬初のブリーダーズカップ制覇の偉業を成し遂げたラヴズオンリーユーも京都記念1着、昨年のエリザベス女王杯で3着と好走しており、持続力に優れるヌレイエフの血が、このコースにマッチしている。

今年、5代血統表に「ヌレイエフ」の名があるのは、アカイトリノムスメイズジョーノキセキクラヴェルコトブキテティスソフトフルートロザムールの6頭。いずれもキングマンボの牝系ミエスクの父ヌレイエフの血を内包している。

なかでもイズジョーノキセキには大駆けを期待したくなる。休み明けながら前走阪神芝1800mで行われた西宮Sで2着に入るなど、非根幹距離では【2-2-0-0】と馬券内を外していない。2200mは未知の距離だが、エピファネイア産駒の牝馬は芝2200mで【5-2-1-9】、勝率29.4%、複勝率47.1%、単勝回収率371%と好成績を残す。この条件に強いヌレイエフとエピファネイアの血統構成から、距離延長もクリアできると判断する。

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■サンデー系はステイゴールド、ディープは不振

サンデーサイレンス系では、先週のアルゼンチン共和国杯で連覇を達成したオーソリティを見ての通り、非根幹距離で強さを発揮するステイゴールド系の種牡馬に注目。今回唯一の出走はゴールドシップ産駒のウインキートスで、自身は根幹距離【0-2-2-1】に対し、非根幹距離では【5-4-1-2】。全5勝が非根幹距離で挙げたもので、血統面に加え、実績面でもアピールポイントがある。

集計期間で最多26頭が出走しているディープインパクト産駒は【1-1-2-22】、勝率3.8%、単勝回収率6.0%と大苦戦。唯一の勝利は前述で述べたヌレイエフを内包するラヴズオンリーユーだった。今年はキズナ産駒も含めると9頭出走するが、秋華賞制覇で勢いに乗るアカイトリノムスメと、昨年のエリザベス女王杯で0秒6差の6着と健闘したソフトフルートは、ヌレイエフを内包するディープ産駒として“買い”のジャッジとする。

▼その他データ傾向
◆【枠順】好枠にGI制覇を目論むウインキートスが入る 上位人気2頭は内目の枠へ

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エリザベス女王杯2021予想コラム一覧

▼追い切り予想
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◆【B評価】重賞3勝馬ウインマリリン 中間“一頓挫あり”の影響は……

▼穴馬予想
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▼データ予想
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文・SPREAD編集部


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