【マイルCS/データ攻略】2強の牙城を崩す新興勢力 「7年連続好走中」の条件揃う伏兵馬とは

前編ではグランアレグリア、シュネルマイスターの追い風データについて取り上げたが、後編ではデータ面から浮上する穴馬候補2頭を取り上げる。

◆【マイルチャンピオンシップ2021予想/データ攻略-前編】激戦必須で難解な8ハロン戦 有力馬を後押しする2つの「次走好走データ」とは

【マイルCS/データ攻略】激戦必須で難解な8ハロン戦 有力馬を後押しする2つの「次走好走データ」とは

■データが導く2021マイルCSの穴馬候補は

<穴候補1 ダノンザキッド>

復活を目論む昨年の最優秀2歳馬。今年は思うようなパフォーマンスができていない印象も、2歳時にのちの菊花賞1.2着馬(タイトルホルダー、オーソクレース)を下したポテンシャルを見限るにはまだ早い。ご覧いただきたいのは以下のデータだ。

・芝2000mのGIで掲示板内歴あり→7年連続馬券内

今回出走する馬でこの条件を満たすのはグランアレグリア、サリオス、ダノンザキッド。この3頭の比較で考えたとき、芝2000mGIを制した経験を持つ馬はダノンザキッドただ1頭。“鮮度”という意味では一歩リードする。初のマイル戦となった前走は大外を回す競馬で4着。時計・上がりのかかる今の阪神芝適性は申し分なく、2歳王者復活のシーンは頭に入れておきたい。

<穴候補2 ホウオウアマゾン>

2歳時から重賞で好走を続ける馬。2度使われたGIでは掲示板外に敗れたものの、ハイレベルな3歳世代かつ以下のデータをご覧いただくとその印象は変わるはずだ。

・前走古馬混合重賞3着内だった2021年の3歳馬【3-1-0-0】

シュネルマイスターの項でも取り上げたデータは本馬にも適用することができる。この馬自身、阪神芝1600mは【2-2-0-1】とほとんど大崩れがない得意舞台。今年の重賞で穴をあけまくっている坂井瑠星騎手を背に、プラス22キロで臨んだ前走から大幅な上積みが見込める1頭と言える。

◆【マイルチャンピオンシップ2021予想/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る「S」評価 “気持ちの乗り”は文句なし

【マイルCS/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る「S」評価 “気持ちの乗り”は文句なし

マイルチャンピオンシップ2021予想コラム一覧

▼データ予想
◆【騎手データ】軸は条件合致で馬券圏内率80%超 相手に“穴ジョッキー”の惑星

▼追い切り予想
◆【S評価】グランアレグリアを上回る「S」評価 “気持ちの乗り”は文句なし

◆【A評価】有力馬を上回る高評価は“人馬一体”を示した伏兵 「勝ち負けの可能性十分」

◆【A評価】前走大敗の穴馬に「A」評価 「絶好の仕上がり」で得意の阪神へ

◆【B評価】前走惜敗のグランアレグリア、気になるレース後の反動は……

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ・前編】シュネルマイスターは△評価 今の阪神芝でも“前有利”を唱える理由

◆【穴馬アナライズ・後編Vol.1】前走惜敗は好走の布石、3歳世代から“買い”ジャッジの盲点

◆【穴馬アナライズ・後編Vol.2】単勝10人気前後の伏兵 ノーマークで波乱を呼ぶ「阪神巧者」

◆【危険な人気馬・前編】2強の一角は“消し” 世代交代が謳われるマイル戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬・後編】グランとシュネルを上回る 「阪神適性抜群」の穴馬を本命視

▼その他データ傾向
◆【枠順】世代交代を目論むシュネルマイスターは2枠3番 好調の3枠には伏兵馬が入る

◆【血統傾向】オッズ10倍以上で“激走”率80% 阪神芝にフィットする「ロベルト」

◆【脚質傾向】最多勝利の差しを押えるべきも、「上がり最速馬」に不安データあり

◆【前走ローテ】マイル組が好成績も、京成杯AH組は馬券内率0%でグレナディアガーズらに警鐘

◆【人気傾向】連対率60.0%の3番人気を素直に信頼も、押さえるべき単回収率「250」の…

▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「マイルCS編」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家

競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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