【マイルCS/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る「S」評価 “気持ちの乗り”は文句なし

■シュネルマイスター

【中間調整】秋初戦だった前走・毎日王冠は出負けし、鞍上も無理して出して行かず位置取りは後ろに。しかし直線半ばから爆発力ある末脚を繰り出し、春のマイル王ダノンキングリーに対しアタマ差抜け出しての勝利を収めた。その後は予定通りノーザンファーム天栄での短期放牧で英気を養い、11月2日に美浦へ帰厩。マイルCSに向けて順調な調整が進んでいる。4日に嶋田騎手が騎乗しウッド単走を行ったのが中間の初時計。大外を回して3F38秒1-1F11秒7(馬なり)と、並の馬ならここで使ってもいいぐらいの動きを見せた。10日の1週前追いには横山武騎手が跨り、ウッドで準オープン馬をもてあそぶように軽々抜き去っている。

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【最終追い切り】1週前の時点でほぼ完成。レース当週は実戦に即した内容で、反応を鞍上横山武騎手が確かめた。準オープン馬を目標にして進み、直線半ばでもまだ半馬身ほど相手が前にいたが、ラスト100mあたりで促されると瞬時にギアを上げ半馬身の先着を果たしている。気持ちの乗りは文句なし。

【見解】GI連戦の疲れを癒すべく夏の休養では意識的に緩めたよう。プラス成長分もあり、前走・毎日王冠への立ち上げはこれまでにないハードさで仕上げられていた。乗り切るか、ガタッとダメージが来るか、紙一重と言えたその前走だったが前者と出たよう。短期放牧後の素軽さは前走の比ではなく、ここまでの調整は気持ちの研ぎ澄ましと鞍上との意思疎通強化に注力できたのはなにより。初の関西遠征がどうか、というのは杞憂レベルだろう。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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