【日経新春杯/血統傾向】「血統×冬季」の組み合わせで浮上する単勝回収率「540%」の穴馬に“一撃”を期待

16日に中京競馬場で行われる日経新春杯(GII、芝2200m)の「血統傾向」を分析する。

有馬記念4着のステラヴェローチェなど母系も含めると、ディープインパクトの血を持つ馬が6頭出走してきた。一方で、前走エリザベス女王杯で3着に好走したクラヴェルやアルゼンチン共和国杯で3着だったフライライクバードといった非サンデー系の重賞実績馬も出走しており、楽しみなメンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとく日経新春杯の推奨馬を紹介する。

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■ディープ産駒はタフな条件だと△ 狙いはトニービンの血

日経新春杯は昨年に続いて中京開催のため、データは2020年以降の中京芝2200mの3勝クラス以上のレースで集計。種牡馬成績は以下の通り。

ディープインパクト産駒が【3-2-0-14】(勝率15.8%、連対率26.3%、複勝率26.3%/単回収値41)と最多勝利を挙げている。しかし、出走頭数が15頭以上の条件に絞ると【2-0-0-11】(勝率15.4%、連対率15.4%、複勝率15.4%/単回収値26)と期待値は下がる。

16頭立てだった昨年の日経新春杯では、1番人気(単勝2.8倍)の支持を得たアドマイヤビルゴが最後の直線で脚色一杯となり10着に沈んでしまったように、2度の急坂が待ち構えるコース形態に加えて多頭数ともなると、よりパワーとスタミナを求められる「タフなレース」に変貌するため、持ち前の瞬発力を発揮できないのだろう。

今回、ディープ産駒は母系も含めると計6頭が出走予定となっているが、15頭以上の条件ともなれば全幅の信頼は置けない。

一方で、ハーツクライ、ルーラーシップ、ジャスタウェイといったトニービンを内包している種牡馬が度々馬券に絡んでいる。母系も含め、トニービンの血が入っている出走予定馬は、トラストケンシンロードマイウェイの2頭。

なかでも注目したいのは、母父にエルコンドルパサーを持つトラストケンシンだ。ハーツクライ×エルコンドルパサーの牡馬は冬季に好成績を残しており、12~2月だと【3-1-3-6】(勝率23.1%、連対率30.8%、複勝率53.8%/単回収値540)と好成績を誇る。

また、トラストケンシンの母母グレートキャティの血を母系に持った馬は、芝の右回りだと【2-6-4-47】(勝率3.4%/単回収値9)に対し、左回りだと【5-5-7-34】(勝率9.8%/単回収値91)と左回りで輝く牝系であり、さらに牝系を遡るとオークスや中京記念など「左回りの重賞」を制したチョウカイキャロルがいる血統背景も追い風となりそうなだけに、大穴候補として推奨したい。

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文・SPREAD編集部


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