【日経新春杯/追い切り診断】前走人気薄の激走馬に高評価「A」 前走以上のデキで「ひと皮むけた印象」

■クラヴェル

【中間調整】重賞初挑戦のマーメイドSで2着の後、中京記念、新潟記念、そしてGI・エリザベス女王杯の3戦連続で3着。前走・エリザベス女王杯は展開が向いたとはいえ、直線の迫力ある追い上げは、「相手なりに走るタイプ」からの地力強化を裏付けるものだった。前走からひと息入れ、12月下旬から調教を再開。そこから栗東坂路で調整され、5日には4F52秒5-1F12秒5(一杯)としっかり負荷を掛けてきた。終始一杯に追われたが、終いまで確かな脚取りを見せ、このひと追いで既に仕上がった印象。

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【最終追い切り】助手を背に栗東CWコースの併せ馬。次週のアメリカJCCに出走予定のオープン馬キングオブコージを追走し、馬なりながらラストまでビッタリと追い比べの最終リハを消化した。5F66秒3-1F11秒5は自己ベスト。メニュー内容、負荷の掛け方はエリザベス女王杯時と同じで、これならGIの前走と遜色ない仕上げで臨める。

【見解】1週前の動きも素晴らしかったが、最終追いが特筆もの。以前までムキになる面のあった馬が、今回はしっかりと我慢が効き、ゴーサインさえ出ればいつでも弾けられる体勢だった。これならレース本番でも、ある程度の位置に付けることも可能か。ひと皮むけた印象で、前走以上のデキと言っていい。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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