【日経新春杯/追い切り診断】ステラヴェローチェに辛口評価 想定外のメニューが「レースにどう影響するか…」

■ステラヴェローチェ

【中間調整】牡馬クラシックに皆勤も、3、3、4着と善戦止まりだった昨年。不良馬場の神戸新聞杯を激走した疲労が続いたか、その後の菊花賞と有馬記念は、追い切り内容から決して万全ではなかったように見えた。有馬記念4着後、わずか中2週のGIIで早くも今季の始動戦を迎える。中間も在厩で調整され、CWコースで連日に渡って乗り込む。4日には鞍上のM.デムーロ騎手が跨り、今年のファーストコンタクト。状態を確かめるかのように、終始馬なりのままフィニッシュした。その後は坂路に入れ、徐々に負荷を強めながらの調整してきた。

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【最終追い切り】4日に続いて鞍上のM.デムーロ騎手が騎乗。栗東CWコースで併せ馬の予定だったが、3歳1勝クラスの僚馬を大きく追走するかたちで捕まえきれず、結果的に単走追いとなった。6F81秒台から入りラスト1F11秒2と時計自体は悪くなく、鞍上がゴーサインを出してからの弾けっぷりはさすがの一言。GI連戦の疲れは見られず、動き自体は順調と言える。

【見解】菊花賞や有馬記念と比べて躍動感は戻ってきたが、予定メニューを消化できなかったのは減点材料となる。ここまでの中間では併せ馬でスイッチを入れて臨んでいた馬が、今回は1本も入れられなかったことで、レースにどう影響を及ぼすかは未知数。急上昇という内容でもなく、実力差でカバーする一戦。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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