【フローラS/血統傾向】府中で覚醒する単回収値「393」の配合 コース替わりで警戒の穴馬

24日に東京競馬場で行われるフローラS(GII、芝2000m)の「血統傾向」を分析する。

デビューから2連勝でデイジー賞を制したルージュエヴァイユ、2戦2勝の東京で重賞初制覇を狙うラスール、チューリップ賞で出遅れながら上がり最速タイの脚を使い6着のルージュスティリア、フィリーズレビュー4着から距離延長で挑むマイシンフォニーなど、オークスへの優先出走権を懸け楽しみなメンバーが揃った。

ここでは、血統データから読みとくフローラSの推奨馬を紹介する。

◆【フローラステークス2022予想/データ攻略-後編】想定“10人気”前後の連勝を狙う穴馬、馬券内率「100%」の追い風

【フローラS/データ攻略-後編】想定“10人気”前後の連勝を狙う穴馬、馬券内率「100%」の追い風

■パワーに富んだサンデー系種牡馬に注目

データは2017年以降のフローラSを集計。3着内馬の血統表は以下の通り。

主流血統であるディープインパクト産駒は【1-0-1-10】、ハーツクライ産駒は【0-1-0-10】、とともに不振傾向。好走した3馬はいずれも2番人気以内と、血統の後押しがあったとは言い難い成績だ。

一方、2019年3番人気1着のヴィクトワールピサ産駒のウィクトーリアや、昨年14番人気2着のオルフェーヴル産駒のスライリー、19年9番人気3着のダイワメジャー産駒のジョディーといったパワーがあるサンデー系種牡馬から好走馬が輩出されている点に注目したい。

この好走理由はコース形態とレース展開にある。東京芝2000mは、最後の直線距離が525.9mと長く、加えて当レースには芝2000m以上が初経験の馬も多く、スローペースで流れやすい。つまり「瞬発力勝負」になりやすく、直線の半ばまで若駒の牝馬には過酷な上り坂が続くため、パワーもあり瞬発力に富んだサンデー系の血が生きる展開というわけだ。

今回はパワーに優れたサンデー系種牡馬であるキタサンブラック、キズナ、ゴールドシップ産駒からそれぞれ1頭を推奨馬としてピックアップしたい。

1頭目はキタサンブラック産駒のラスールだ。2017年以降、父サンデー系×母父Singspielの牝馬は、中京芝【1-3-2-17】(勝率4.3%、連対率17.4%、複勝率26.1%/単回収値9)に対し、東京芝【11-4-7-18】(勝率27.5%、連対率37.5%、複勝率55.0%/単回収値330)と東京コースに抜群の相性を示している。中京で行われたシンザン記念では7着に敗れたが、得意の東京コースに戻る今回はパフォーマンスも変わってくるはずだ。

2頭目は前走の君子蘭賞2着のシンシアウィッシュに注目。牝馬のキズナ産駒は、3歳時に東京芝2000mに出走すると【2-1-0-5】(勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率37.5%/単回収値617)。前走は勝ち馬が楽なペースで運んでいたぶん届かなかったが、負けて強しの敗戦。ここは穴馬候補して挙げておきたい。

最後に3頭目として取り上げたいのは、ゴールドシップ産駒のストキャスティーク。父サンデー系×母父ハービンジャーの牝馬は、3歳時に東京芝に出走すると【2-0-1-3】(勝率33.3%、連対率33.3%、複勝率50.0%/単回収値393)と非常に高い単回収値をマークしている。前走ミモザ賞では上がり最速の末脚を駆使して追い上げるも4着まで。高い勝率を誇る東京コースに舞台が替わる今回は、穴馬としての資質を秘めている。

▼その他、過去10年データ傾向
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フローラステークス2022予想コラム一覧

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◆【穴馬アナライズVol.3】馬券内で“万馬券”射程 「距離延長で前走の再現」

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▼データ予想
◆【データ攻略-前編】混沌の3歳牝馬路線 ルージュスティリアに複勝率「6割」越えのデータ

◆【データ攻略-後編】想定“10人気”前後の連勝を狙う穴馬、馬券内率「100%」の追い風

マイラーズカップ2022 データコラム一覧

▼追い切り診断
◆【S評価】重賞実績馬を超える「S」評価 「文句なしの好仕上がり」

◆【A評価】カラテを上回る高評価 完璧な状態でないが「力は発揮できる状態」

◆【A評価】上位人気を上回る「A」評価は穴馬 「巻き返しも不思議はない」

◆【B評価】カラテに辛口の「B」評価 脚元の不安はないが「物足りない」

▼データ予想
◆【騎手データ】軸は条件合致で数値“急上昇” 阪神芝マイル重賞で活躍する栗東の名手

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは

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文・中井達也(SPREAD編集部)


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