過去には2000万超えの特大馬券も飛び出したヴィクトリアマイル。前編ではデアリングタクトとレイパパレのデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。
◆【ヴィクトリアマイル2022予想/データ攻略-前編】レイパパレとデアリングタクトに明暗、注目の“100%”と“ゼロ”データとは
■データが導く2022ヴィクトリアマイルの穴馬候補は
<穴候補1 テルツェット>
4連勝で臨んだ昨年は14着と惨敗を喫した馬。これまで使われたGIでの2戦はふた桁着順と実績面で見劣りしてしまう感は否めないが、データの後押しは存在する。
・ディープインパクト産駒→10年中9年で馬券内
特筆すべきはクラブ馬による激走の多さ。ランブリングアレーにジュールポレール、ドナウブルーなど7人気以下での好走が目立っているのだ。叩き3戦目だった昨年とは異なり、今年は叩き2戦目かつ前走との比較で1.5キロの斤量減。D.レーンを背に迎える点も穴妙味を漂わせる。
<穴候補2 ファインルージュ>
GIで2度の馬券内と実績は申し分ないが、豪華メンバーが揃った今年は伏兵扱いにとどまる馬。それでも以下データをご覧いただくと印象は一変するはずだ。
・C.ルメール騎乗時の成績【2-2-0-0】
馬券内率は驚異の100%。その内訳も3人気1着のフェアリーS、2人気2着の秋華賞とC.ルメール基準で考えると断然の人気だったわけではない。稍重の東京で勝ち上がり、時計を要する冬の中山で重賞制覇のレースぶりから雨残りの馬場が叶えば面白い1頭だ。
◆【ヴィクトリアマイル2022予想/データ攻略-前編】レイパパレとデアリングタクトに明暗、注目の“100%”と“ゼロ”データとは
▼その他、データ予想
◆【ヴィクトリアマイル2022予想/騎手データ】ソングラインに黄信号 一発が見込める注目の人馬とは
ヴィクトリアマイル2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【S評価】レイパパレを上回る「S」評価の“惑星” タイトル奪取へ「待ったなし」
◆【A評価】GI馬5頭のうち高評価「A」の1頭 前走“メイチ”も「体調は高値安定」
◆【A評価】GI未勝利馬に“文句なし”の高評価 「精神面が研ぎ澄まされている」
◆【B評価】力強い伸び脚もソダシに辛口「B」評価 「まだ唸るような気迫は…」
▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前日“10人気”以上の盲点 「激走の条件は揃っている」
◆【穴馬アナライズVol.2】想定“40倍”前後の伏兵 安定した取り口で「馬券圏内」に
◆【穴馬アナライズVol.3】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 絶好のパートナーで「大番狂わせ」を狙う
◆【危険な人気馬】非凡な末脚を持つ人気馬は“消し”評価 「前傾ラップに戸惑う」
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】最多3勝「3枠」にソダシが入る 過去10年“連対ゼロ”の1枠にデアリングタクト
◆【血統傾向】充実期を迎えた想定“10人気”前後の穴馬が、単回収値「168」データに該当
◆【脚質傾向】上がり最速より「2位以下」が優勢 「盲点は好位差しに潜む」
◆【前走ローテ】阪神牝馬S組に“穴馬”多数 「GI馬を差し置いて注目の存在」
◆【人気傾向】オッズ拮抗の1人気は“危険” 「狙いは10人気以下の大穴」
京王杯スプリングカップ2022 データコラム一覧
◆【京王杯スプリングカップ2022/枠順・騎手データ】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき人馬とは
◆【京王杯スプリングカップ2022/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
◆【京王杯スプリングカップ2022/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは
▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022ヴィクトリアマイル-全頭分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。