【安田記念/追い切り診断】シュネルマイスターを上回る最高評価「S」 「好気配だった前走以上」

■ソングライン

【中間調整】サウジの重賞を勝っての凱旋帰国戦だった前走・ヴィクトリアマイルは2番人気に支持されるも、勝ち馬ソダシ0秒3差の5着という結果に終わった。前残りの展開に泣いた面があり、自身は3コーナーでバランスを崩すなどスムーズさを欠いたことを考えれば負けて強しだったと言っていい。リベンジを期し、中2週で牡馬相手のGIに臨む。レース翌週18日に馬場入りを再開、25日には15-15程度ながら坂路で初時計を出せており、前走の反動は少なかったようだ。変則の1週前追いとなるが、27日金曜日には津村騎手が騎乗し、併せ馬を消化。終い重点で脚が溜まっていたとは言え、ラスト1F11秒1を馬なりでマーク。3歳1勝クラスをあっさり抜き去っている。

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【最終追い切り】最終追いは主戦・池添騎手が美浦に駆け付けウッドで併せ馬。序盤はリズム重視も、馬に活気があり自然とペースアップ。直線では早々に目標の馬をパスしたが、抜け出しても気を抜かず、追いすがってきた相手を子供扱いするかのように千切った。

【見解】前走が海外帰りのGI。反動が懸念されて当然のところだが、動きを見る限り反動どころか上積みのほうが強調できる。他のヴィクトリアマイル組を見ても1週前の段階でしっかり時計を出したのはこの馬だけ。昨年桜花賞(15着)から中3週だったNHKマイルCでハナ差2着に入ったように、詰まった間隔で走るのもなんら問題ない。前走時も好気配だったが、さらに上昇し能力全開となりそうな雰囲気。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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