【安田記念/追い切り診断】連勝中の上がり馬に高評価「A」 目下絶好調の「デキの良さ」

■ソウルラッシュ

【中間調整】3カ月ぶりだった3月の春興Sを勝利、これで条件戦を3連勝。続くオープンへの昇級初戦として別定重量のGII・マイラーズCを選択したが、押し切りを図る先行勢を後方から一気の末脚で差し切ってあっさり勝利を掴んでいる。展開不利があり、ソウルラッシュ自身はスタートで出負けしたことを考えれば、GI級のポテンシャルを感じさせる勝ち内容だった。その後は放牧に出され、順調に回復していることから、安田記念へ向かうことに。5月14日に栗東へ戻り、調整が進んでいる。帰厩翌日の15日に坂路15-15を出せており、体調面はすこぶる良さそう。19日の2週前追い、26日の1週前追いともにウッドで強い負荷を掛け、スピードの持続力とバランスの強化を図っている。

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【最終追い切り】2週続けてのハード攻めで完全に仕上がっており、レース当週は息を整える程度。走りのメリハリとバランス調整に専念した。道中はリラックスしていい意味で遊びを感じさせる雰囲気で進み、ラストは鞍上のゴーサインにスッと反応し、手前を機敏に変換。鋭く切れた。

【見解】常に稽古ではよく見せる馬だが、それでもCW5F65秒台を2週続けて出すのは自身初のケース。体調や脚元にまったく不安はなく、ここに向けていかにも意欲的に上積みを構築しに来ている。最終追いで見せた素軽さ満点の走りから、精神面もかなりいい状況のよう。目下絶好調と言える。持ち時計不足が懸念されるが、デキの良さで相殺可能かも。

総合評価「A」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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