■レッドガラン
前走の新潟大賞典では、馬場の真ん中を力強く伸び、カイザーバローズの追撃をクビ差凌いで勝利。トップハンデ57.5キロをものともせず、正攻法で重賞2勝目をマークした。3走前の京都記念、2走前の大阪城Sでは惜敗を喫していたが、ここで復活の走りを見せている。
◆【札幌記念2022予想/騎手データ】条件合致で驚異の数値上昇も 注目は伏兵に跨る“勝率75%”のジョッキー
7歳を迎えた今シーズンは、初戦となった中山金杯で重賞初制覇。ヒートオンビートやトーセンスーリヤなど骨っぽいメンバーを相手に、直線で抜け出しそのまま押し切っている。昨年までは決め手に欠け、あと少しのところで勝利を逃していたが、今年に入ってからは完全にひと皮剥けた印象だ。
実績面では出走メンバーの上位陣に劣るものの、本格化を迎えた今なら一発があっても驚けない。そう考えればこのオッズは妙味たっぷりで、ぜひとも買い目に加えておきたい一頭だ。
▼その他、穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.2】前走惨敗で“人気落ち”の実力馬 「上位争いに加われる」
◆【穴馬アナライズVol.3】想定“10人気”前後の刺客 「自慢の末脚でまとめて差し切る」
◆【危険な人気馬】文句なしの実績上位のGI馬を“消し”評価 「気になる同型の存在」
札幌記念2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】伏兵にジャックドールと並ぶ「A」評価 「互角の走りがあって驚けない」
◆【追い切り診断】GI馬にまさかの低評価「B」 走れる状態だが「キンキンの仕上げではない」
◆【追い切り診断】前走で力を証明した実績馬に「A」の高評価 「ほぼ万全の仕上がり」
◆【追い切り診断】パンサラッサを上回る最高評価「S」 絶好の気配で「文句の付けようがない」
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ソダシとパンサラッサに明暗、勝率“100%”と“ゼロ”データとは
◆【データ攻略-後編】実績馬が“人気落ち”の妙味 「馬券内率100%」が強力な後押しに
◆【騎手データ】条件合致で驚異の数値上昇も 注目は伏兵に跨る“勝率75%”のジョッキー
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】勝率0%の“鬼門”にパンサラッサとジャックドール ソダシは5枠10番に入る
◆【血統傾向】驚異の単回収値「1195」に合致 想定“10人気”以下の穴馬に期待
◆【脚質傾向】差しが最多の5勝で圧倒も、条件合致で勝率50%越えのデータとは
◆【前走ローテ】ソダシに追い風もハヤヤッコに逆風 好成績組が不在も“前走掲示板”に注目
◆【動画プレーバック/札幌記念2021】ソダシが史上3頭目となる3歳牝馬での勝利を飾り重賞5勝目
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。