■ルージュリナージュ
3カ月の休み明けとなった前走の自己条件戦で、先団から上がり最速の脚で抜け出して快勝したルージュリナージュ。当日の馬体重はプラス8キロと、長く休ませたことでパワーアップしており、本格化の兆しを窺わせるとともにこの秋はさらに良くなってきそうだ。
◆【ローズステークス2022予想/穴馬アナライズVol.2】想定“10人気”前後の伏兵 「重賞初挑戦でいきなりがあっていい」
ゲートが開くと一生懸命に走りすぎるところのある馬で、道中に余計な消耗をしていたが、それも随分とマシになってきたよう。そのようなビハインドがありながらもこれまで大きく崩れることなく、過去6戦すべてで掲示板入りを果たしていることから、ポテンシャルの高さは推して知るべしだろう。その潜在能力をもってすれば、例年に比べてメンバーレベルの落ち着いた今年のローズSなら、一発があっても何ら驚けない。
ここ3戦は道悪の競馬を経験し、いずれも3着以内をキープしているように馬場が渋っても大丈夫なクチ。また、発馬でポカをすることがあるだけに、最後にゲートインできる大外枠は歓迎だ。高配当の使者となる資格は十分。
◆【ローズステークス2022予想/穴馬アナライズVol.3】上がり馬が“人気落ち”の妙味 長い直線で「一気の差し切り」に期待も
◆【ローズステークス2022予想/追い切り診断】充実一途の伏兵に高評価 「余念のない攻めが施されている」
◆【特集】ローズS2022 枠順、過去10年データ傾向、予想コラム一覧
セントライト記念2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】アスクビクターモアを上回る高評価 「体調面に不安は感じない」
◆【追い切り診断】最高評価「S」は連対率100%の人気馬 前走の反動なし「絶好の仕上がり」
◆【追い切り診断】人気一角の重賞馬に高評価「A」 「ここにまずは全力投球か」
◆【追い切り診断】人気一角の実績馬に「B」評価 素質十分も取りこぼす可能性も
▼穴馬予想
◆【危険な人気馬】連対中の上がり馬は“消し”評価 「同世代の実績馬相手だと厳しい」
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】前走圧勝の上がり馬に不安要素 「馬券内率0%」の壁を打ち破るか
◆【データ攻略-後編】「連対率100%」が強力後押し 舞台適性も文句なしの穴馬とは
◆【騎手データ】条件合致で“連対率50%”超えに注目も 人気馬は頭で決まり
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】オニャンコポンとアスクビクターモアが5枠に ガイアフォースは“連対率0%”の鬼門
◆【血統傾向】中山で覚醒する単回収値「350」の配合 前走惜敗も“人気落ち”の穴馬とは
◆【前走ローテ】最多6勝の日本ダービー組が本命も 注目したい穴馬候補とは
◆【動画プレーバック/セントライト記念2021】1番人気タイトルホルダーを破り、9番人気アサマノイタズラが外から差し切って重賞初勝利
▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-セントライト記念編」
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。