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【菊花賞/騎手データ】条件合致で単勝回収率182%に上昇、名手騎乗で“軽視禁物”の伏兵

 

【菊花賞/騎手データ】条件合致で単勝回収率182%に上昇、名手騎乗で“軽視禁物”の伏兵

23日は阪神競馬場で牡馬三冠の最終戦となる菊花賞(GI、芝3000m)が行われます。先週の秋華賞と同じく京都競馬場の大規模改修工事のため今年も阪神が舞台となり、過去データは参考程度に留めたいですね。

そのため今回は阪神競馬場改修後(2006年以降)の阪神芝3000m戦の過去データを参考に気になる騎手データを見ていきます。なお、主な集計対象レースは阪神大賞典です。

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■阪神3000m戦で存在感を発揮する岩田康誠騎手

今年の菊花賞に騎乗する騎手の中で、2006年以降の阪神芝3000m戦で騎乗経験があるのは17騎手。各騎手のデータは次の通りです。

[2006年以降]阪神芝3000m戦の騎手別成績

施行数が基本的に年1鞍に限られるため各騎手ごとの騎乗数に大きなバラつきが見られます。さすがに過去の騎乗数が3鞍程度ではサンプル不足と考えられますので、今回は過去の騎乗数が10鞍を超える3騎手を中心に見ていきましょう。

その3騎手の中で連対率38.5%と抜けた数値を誇り、着順と人気のバランスにも優れるのが栗東の大ベテラン・岩田康誠騎手です。阪神大賞典では2008年のアドマイヤジュピタ(4人気)、14年と15年はゴールドシップで連覇、18年はレインボーライン(3人気)、20年はユーキャンスマイル(2人気)と5勝を挙げています。人気馬に跨ってきた結果とも言えますが、この舞台での勝たせ方を熟知していることは間違いなく、阪神芝3000m戦の申し子と考えていいでしょう。

同騎手が跨るのが前日16時点15番人気のビーアストニッシド(牡、栗東・飯田雄三厩舎)。人気だけを見てしまうと買いづらいものの、皐月賞と日本ダービーの両レースを経験しているのは本馬を含めて3頭のみです。岩田康誠騎手の腕と、大舞台の経験値が噛み合うようなら大激走があるかもしれませんね。

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■福永祐一騎手も狙える

続いて岩田康誠騎手に次ぐ連対率を誇る福永祐一騎手のデータを見ていきましょう。2012年の阪神大賞典ではギュスターヴクライ(3人気1着)、16年の阪神大賞典ではシュヴァルグラン(1人気1着)と、基本的に人気馬で結果を残してきた同騎手ですが、昨年の菊花賞では牝馬のディヴァインラヴ(6人気)を3着に導き、伏兵馬騎乗時でも怖い存在です。

同騎手が今年の菊花賞で跨るのが前日16時点8番人気のセレシオン(牡、栗東・友道康夫厩舎)。こちらも人気だけ見ると買いづらいものの、シュヴァルグランと同じ友道厩舎の管理馬だけに軽視厳禁です。

また【阪神芝3000m戦】×【福永祐一騎手】×【関西馬】の組み合わせは【2.1.1.5】の連対率33.3%と各数値が上昇。単勝回収率も149%から182%へ大きく上昇しますので頭で狙ってみたいですね。

■武豊騎手は人気次第か

最後にレジェンド・武豊騎手について見ていきましょう。同騎手は2006年の阪神大賞典を1番人気のディープインパクトで制すと、翌年の阪神大賞典も2番人気のアイポッパーで勝利。これまで阪神芝3000m戦で5度の馬券絡みがあります。

ただし、5頭とも3番人気以内ですから、当日の人気次第な面はあるかもしれません。同騎手は今年の菊花賞では前日16時点10番人気のヤマニンゼスト(牡、栗東・千田輝彦厩舎)に騎乗予定。このままの人気では厳しそうですが、当日もっと人気になるようなら押さえてみてください。

以上、菊花賞の気になる騎手データでした。データ注目騎手はセレシオンに跨る福永祐一騎手です。人気馬に跨る松山弘平騎手、田辺裕信騎手は阪神芝3000m戦というカテゴリーから判断が難しい騎手。それだけにデータを紹介した福永祐一騎手、岩田康誠騎手、武豊騎手のワイドBOXで大きな配当を狙うのも面白そうです。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。