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【チャンピオンズC/人気傾向】クラウンプライドに不安要素、3歳馬×2人気は連敗中

【チャンピオンズC/人気傾向】クラウンプライドに不安要素、3歳馬×2人気は連敗中
[チャンピオンズカップ]過去8年の人気傾向

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12月4日に中京競馬場で行われる第23回チャンピオンズカップ(GI、ダ1800m)の過去10年データを紹介する。なお、本競走は2013年以前まで施行条件が異なるため、データは2014年以降で抽出。

昨年の覇者テーオーケインズは、今年2月のサウジCで8着に惨敗後、前走・JBCクラシックでGI/JpnI3勝目をマークし、連覇へ向けて虎視眈々。これにJBCクラシック2着の3歳馬クラウンプライド、ダート転向3戦目のシリウスSで重賞初制覇のジュンライトボルトなど、新興勢力が挑む。

ここでは予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。

◆【チャンピオンズカップ2022予想/データ攻略】過去に激走した伏兵馬に共通点 好走条件に合致する波乱の使者とは

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■3人気は4年連続で馬券内

対象データでは1番人気【2.3.0.3】で複勝率62.5%。馬券外の3頭は2014年12着、15年7着のコパノリッキー、20年4着のクリソベリルだった。コパノリッキーは出負けやハイペースに巻き込まれての惨敗、クリソベリルは戦前から調整不足が囁かれての一戦であり、基本的に1番人気は信頼してよく、今年ここまで順調に来ているテーオーケインズは1番人気なら不安要素が少ない。

取り扱いが難しいのは2番人気で、【2.0.0.6】といわゆる“ピンかパー”の傾向。今年の想定2番人気は前走・JBCクラシック2着の3歳馬クラウンプライドか。2019年のクリソベリルは2番人気で制したが、20年はカフェファラオが6着、昨年はソダシが12着と、2番人気の3歳馬は2連敗中となっている。

むしろ【0.3.3.2】と1着こそないが複勝率75.0%の3番人気は安定しており、4年連続で馬券に絡んでいる。以下、バラつきが見られる人気傾向において、6~10番人気は【2.2.3.33】と不気味な数字を残している。単勝オッズで見ると10.0~19.9倍は【3.0.2.16】。このオッズ帯の馬に伏兵が潜んでいる可能性がある。

なお、1+2+3番人気の組み合わせは2019年に1回。1+2番人気は1回、1+3番人気は4回、2+3番人気は2回と、総じて3番人気絡みが多いのは前述のとおり。人気傾向のデータから推奨する馬券は、3番人気+単勝オッズ10.0~19.9倍の伏兵となる。

▼その他、過去10年データ傾向
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文●SPREAD編集部


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