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【チャンピオンズC/追い切り診断】注目の新興勢力にまさかの辛口「B」 「モチベーションが減衰」

【チャンピオンズC/追い切り診断】注目の新興勢力にまさかの辛口「B」 「モチベーションが減衰」

■ジュンライトボルト

【中間調整】8カ月の休み明けだった3走前のジュライSからダート路線に参入。そこでさっそく2着と適性を示すと、2走前のBSN賞で勝利、そして前走・シリウスSで砂重賞初挑戦初勝利を収めた。その後はシリウスSと同じ中京コースのGI・チャンピオンズカップを目指し、いったん放牧。10月28日へ栗東へ戻り、じっくりと乗り込まれている。30日にCWで15-15をこなし、以降はCW、ポリトラック、そしてプールを併用する心肺機能向上を意識したカリキュラムを消化してきた。1週前追いには藤岡康騎手が騎乗し、CW3頭併せで強い負荷。直線で手前の変換に少し手間取ったが、ギアが入ってからはまずまずの伸びを示した。27日はCWで左回りの動きを確認。

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【最終追い切り】先週水曜、日曜とCWで追われており負荷は十分。今週は疲れを残さないよう、ポリ単走で気分良く走らせた。ややリラックスし過ぎな嫌いはあるものの、しっかり折り合ってラストで弾けた。

【見解】まだ全体的に粗削りながら、メリハリがあるのはいい。ただし前走時の稽古で見せたような、走ることへの高いモチベーションはやや減衰している感がある。体調は高値安定と言えるが、中8週と間隔が開いた分の割引は必要かもしれない。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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