【桜花賞/WIN5予想】東西メイン“一点突破”で「5-3-2-1-1」30点 WIN3は想定オッズ“2桁”で高配当狙い

 

【桜花賞/WIN5予想】東西メイン“一点突破”で「5-3-2-1-1」30点 WIN3は想定オッズ“2桁”で高配当狙い

■WIN3)福島11Rはテンの先行争いがカギ

本レースは過去10年、福島芝1200mで行われた3勝クラスデータをもとに分析する。

過去10年の脚質傾向では逃げ【5.4.1.13】、先行【10.8.11.55】、差し【5.9.8.104】、追込【3.2.3.100】と失速するポイントが少ない福島芝1200mでは前が有利となっている。

差し・追込の場合、好走には上がり3Fを上位5位以内で駆け抜けないと勝利には届かず。後方からの場合はマクリ気味に仕掛ける必要性が出てくる。

今回のメンバーを見ると、ジュニパーベリーが序盤の先行争いで抜け出すと予想される。WIN3はこの1頭に加え、中団からマクリ気味に差せる実力を持つサンライズオネストを追加し勝負する。

▼福島11R・モルガナイトS
ジュニパーベリー
サンライズオネスト

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■WIN4)中山11Rは逃げ馬一点突破

2014年は開催されていないため、14年を除いた9年間のデータをもとに分析する。

過去9年の脚質をみると、差しが最多4勝を挙げ、次点で逃げが3勝。追込も2勝を挙げておりデータ上では後方待機が有利に見える。しかし後方からの場合、3角付近で早めに仕掛けるか、前が止まった場合のみ勝利している傾向がある。

人気別の傾向でみると、6番人気が2勝、9番人気が1勝を挙げており、その内2勝は逃げ馬が挙げている。展開次第とはなるが前目の競馬ができれば穴馬でも好走する可能性は高い。

今回のメンバーで真っ先にハナを奪うのはテイエムトッキュウが最有力。逃げ馬好走データを信じ、WIN4は一点で勝負する。

▼中山11R・京葉S
テイエムトッキュウ

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■WIN5)桜花賞は過去の名牝と被る1頭

過去10年の人気傾向を見ると、1番人気は2014年のハープスターを最後に8連敗。昨年も1番人気のナミュールが10着と結果を残せていない。そのぶん2番人気が好調で、昨年こそ2番人気のサークルオブライフが4着に敗れたものの、2018年から21年までは4連勝。なかには後の牝馬三冠を達成するアーモンドアイやデアリングタクトといった名牝の名前が並ぶ。

今年の出走馬ではリバティアイランドライトクオンタムが1番人気と2番人気になることが予想され、このデータに則ればライトクオンタムが最右翼。

さらに、追い風となるの【3.4.2.27】というディープインパクト産駒の成績。そのうち、1・2番人気は【2.3.0.1】勝率33.3%と信頼できる数値だ。

リバティアイランドという強力なライバルの存在や、キャリアの浅さなどの不安要素はあるが、ここは前走ローテがアーモンドアイと同じである点や人気傾向との合致、ディープインパクトのラストクロップに桜冠が似合うと信じて、ライトクオンタム一点でWIN5を攻略する。

▼阪神11R・桜花賞
(2)ライトクオンタム

WIN1:キントリヒ、レーヴドゥラプレリ、キングズパレス、レイトカンセイオー、ウン
WIN2:ブラックシールド、ダークエクリプス、シンボ
WIN3:ジュニパーベリー、サンライズオネスト
WIN4:テイエムトッキュウ
WIN5:(2)ライトクオンタム

計30点

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▼その他、過去10年データ傾向
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文●塚本元気(SPREAD編集部)

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