サマースプリントシリーズの最終戦であり、GIスプリンターズSの前哨戦、第37回セントウルS(GII、阪神芝1200m)が行われる。
今年はビッグアーサー産駒のビッグシーザー、カラヴァッジオ産駒のアグリ、モアザンレディ産駒のジャングロなど、多彩な血統構成の馬が集結した。
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ここでは馬券検討のヒントとなる「血統」で本競走を攻略する。
■ロードカナロアに代わる存在
過去5年、阪神芝1200mの最多22勝は【22.21.13.104】のロードカナロア。2019年のセントウルSでは7番人気のファンタジストが2着、3番人気のイベリスが3着に入るなど相性が良い。
これに続くのは【11.5.4.60】のダイワメジャー、次点は【5.3.5.13】のビッグアーサー。母父は【5.10.7.49】のキングカメハメハが好成績を収める。
なお、ロードカナロアの母父傾向を見るとサクラバクシンオーが【3.6.1.5】でトップ。このサクラバクシンオーをキーに紐解くと、サクラバクシンオー×キングマンボという配合のビッグアーサーは今後、ロードカナロアに代わり阪神芝1200mのスペシャリストになる可能性を秘める。
ビッグアーサーの母父傾向は【7.2.5.22】のスペシャルウィーク、【5.2.0.18】のブラックタイド、【4.5.1.18】のステイゴールドと重厚な母系が中心。この傾向から今回出走のビッグアーサー産駒2頭を考察する。
ビッグシーザーは母父テイルオブエカティ。一本調子のスピードタイプだが、サンデーサイレンスやニジンスキーを内包し、底力を持ち合わせている。母母父のマライアズモンは早熟傾向にある米ダート種牡馬だが、産駒は勢いがつけばGI制覇までたどり着く。前走、重賞初挑戦の葵S3着で連勝は4で途切れたが、まだ落ち目に突入するには早い3歳秋。再び突き進むと見た。
もう1頭のブトンドールも侮れない。母父にドバイWC覇者ヴィクトワールピサの半兄にあたるスウィフトカレント、ニジンスキー系のジェネラス、米ダート血統のブレイヴェストローマンという重厚な血が、ビッグアーサーの素軽さを補っている。時計がかかるスプリント戦向きの節はあるが、逃げ馬不在でペースが落ち着きそうな今回は面白い。
ビッグアーサー産駒の阪神芝1200mは単勝回収値「105」、複勝回収値「115」、馬券内率50.0%。人気と伏兵にわかれる2頭だが、ここは買いと見た。
セントウルステークス2023 予想コラム一覧
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追い切り診断
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◆【追い切り診断】辛口評価「B」は巻き返し狙う人気馬 「本当に良くなってくるのは次か……」
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文●SPREAD編集部















