【有馬記念/血統予想】想定8人気以下に「単回収値280」 “穴党が熱視線”の激走候補

 

【有馬記念/血統予想】想定8人気以下に「単回収値280」 “穴党が熱視線”の激走候補

24日、中山競馬場で第68回有馬記念(GI、中山芝2500m)が行われる。

今年は天皇賞・春を制したディープインパクト産駒ジャスティンパレス、3年連続の参戦となるドゥラメンテ産駒タイトルホルダー、今年のダービー馬・サトノクラウン産駒タスティエーラ、父キタサンブラックとの親子制覇を狙うソールオリエンスなど、多彩な血統構成の馬が集結した。

◆【有馬記念2023予想/データ攻略】好走率「83 or 0%」 該当はハーパーと”単勝50倍超”想定の穴馬

ここでは馬券検討のヒントとなる「血統」で本競走を攻略する。

■単勝回収値・複勝回収値ともに100超えのハーツクライ産駒

過去5年、中山芝2500mの最多6勝は【6.7.9.66】のディープインパクト。とはいえ単勝回収値「19」と人気馬による勝利しかなく、穴妙味という点ではやや寂しい印象だ。

これに続くのは【4.7.3.34】のステイゴールド、次点は【4.4.7.40】のハーツクライ。【4.1.2.34】のルーラーシップ、さらには【4.1.0.7】のエピファネイアと続く。

Advertisement


上記種牡馬で注目したいのはハーツクライ産駒。集計期間内の単勝回収値は「114」、複勝回収値も「153」とこの母数にしてベタ買いでもハイリターンが見込める数字を残しているのだ。過去の本レースでもリスグラシュー、シュヴァルグランが馬券内を確保。相性の良さは本物で、ここは同産駒が買いと見た。

今年出走予定のハーツクライ産駒はドウデュースハーパー。今回はこの2頭を考察する。

■ハーツクライ産駒は冬の中山芝2500mと好相性

父ハーツクライ×母父ヴィンディケーションのドウデュース。言わずと知れたダービー馬だが、今回は前走東京芝2400mで上がり3F上位という条件を満たす点が大きなアドバンテージとなる。集計期間内におけるハーツクライ産駒×前走東京芝2400mで上がり3F3位以内を記録した馬の中山芝2500m成績は【1-1-2-2】馬券内率66%。有馬記念ではシュヴァルグランが9番人気3着、日経賞でもチェスナットコートが7番人気2着と重賞での人気薄激走があった。

なお、今回は鞍上に武豊を迎えての参戦。秋競馬を2戦したことで復調気配が見られる相棒を背に、ダービー馬の復権に期待したいところだ。

もう1頭のハーパーは冬競馬に臨む牝馬というのがポイント。こちらも集計期間内で見たとき、ハーツクライ産駒×12月×牝馬の中山芝2500m成績は【2.0.3.6】単勝回収率280、複勝回収率122と優秀な成績を誇っている。7番人気1着、6番人気3着と人気薄好走が目立つのも強調材料と言えよう。

秋華賞、エリザベス女王杯と3着が続くハーパー。牡馬混合戦の重賞経験こそないが、リバティアイランドという怪物相手に安定した着順を続けた経験がこの舞台で活きる可能性は十分だ。性別×冬競馬のかけ算で好走率が跳ね上がる今回、ドウデュース同様に警戒すべき1頭と捉えたい。

有馬記念2023 予想コラム一覧

特集コンテンツ

【馬券攻略ガイド】出走予定・枠順、予想オッズetc.「追い切り評価『S』と『B』で真っ二つ」

【2023年サイン馬券】世界No.1ホースに憧れるのはやめて、世相のアレから推しの子を探す

【2023年サイン馬券】サインは「ドジャース馬券」で確定か 大谷翔平に続く山本由伸のド軍入りで再燃

騎手データ

【騎手データ】勝率“8割超”2騎のワン・ツーに現実味 ドウデュース武豊Jは2、3着候補か

追い切り評価

【追い切り診断】タスティエーラらを上回る「S」の最高評価 「前走から数段上の気配でV候補」

【追い切り診断】人気GI馬に不満の「B」評価 「安定感のある馬だが……崩れるシーンも想定」

【追い切り診断】ジャスティンパレスに迫る高評価の3歳馬 「古馬初対戦でも争覇圏入り可能」

【追い切り診断】スターズオンアースを上回る高評価 「さらなるパワーアップで文句なしの好気配」

データ分析

【データ攻略】「枠関係なく、馬の力で買える」実力馬 “馬券内率80%”でグランプリ制覇へ

【データ攻略】人気盲点3歳馬が“馬券内率100%”条件合致 見落とせない「激走のサイン」

【データ攻略】好走率「83 or 0%」 該当はハーパーと”単勝50倍超”想定の穴馬

穴馬予想

【穴馬アナライズ】「激走サインは前走、不振脱却で一発あり」 想定“10人気”以下の爆穴

【穴馬アナライズ】「超抜追い切りで、万馬券の使者になる」 単勝オッズ“90倍超”の盲点

【危険な人気馬】JC善戦の一角に“消し” 勝ち馬10/10の共通点に該当せず「決して頭勝負では狙えない」

【WIN5予想】スターズオンアース“消し” 次期ヒーロー候補2頭 WIN3は上がり馬「一点突破」

タイトルホルダーの“一人旅”にあらず 展開利から浮上は「中山芝2500mドンピシャ」の刺客

12/23~24 重賞全頭診断

【有馬記念】スルーセブンシーズに「4.1.2.0」 人気一角は「0.0.0.16」で“消し”も

【阪神カップ】想定7人気以下に「3.0.0.0」 “覚醒警戒”の穴馬は

ローテ・脚質・過去10年データなど

6年前の忘れもの タスティエーラの鞍上R.ムーアが挑む“イヴのリベンジ”

【枠順傾向】5枠が3連勝中 命運を握る枠順抽選会の行方は……

【人気傾向】スターズオンアースら上位4歳勢に“勝率6%” 唯一プラス収支の本命候補は?

【前走ローテ】タスティエーラかソールオリエンスか “馬券内率85%”ベタ買い推奨の3歳馬は……

【脚質傾向】タイトルホルダーは“今年こそ”軽視禁物 境目となる「61秒6」

【随時更新中】芸能人・著名人の予想まとめ

芸能人・予想家の有馬記念「本命・注目馬」まとめ一覧

文●SPREAD編集部