28日に根岸S(GIII、東京ダ1400m)を含めたWIN5対象レースが行われる。
JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は的中票数150票、払戻金310万1590円の好配当を記録した。
ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。
◆【根岸ステークス2024予想】出走予定・枠順、予想オッズ、過去10年データ・傾向
目次
■根岸Sはベテラン馬の一点突破
根岸Sは過去10年、1番人気が5勝、6番人気が2勝、残り3勝を2~4番人気で分けており、比較的平穏な決着が多い。
昨年は1番人気のレモンポップが1着。2022年は6番人気のテイエムサウスダンが制しているが、21年は1番人気のレッドルゼルが期待に応える走りを見せ優勝している。
人気通りの決着が多い本レースであるが、脚質傾向を見ると逃げ0勝、先行1勝、差し6勝、追込3勝。人気でも逃げ・先行馬は割引が必要だ。
また前走クラス別傾向を見ると、前走重賞組が【9.5.5.45】、残り1勝は前走地方組。前走オープンクラスや3勝クラスからの戴冠はなく、格のあるレースでの実績が求められる。
今回の出走メンバーを見ると直近2戦連続で3馬身以上の差をつけて勝利しているエンペラーワケアが1番人気となりそうだが、脚質や前走クラス別傾向を見ると不安が残る。それであれば、2走前のマイルチャンピオンシップ南部杯で4着、前走武蔵野S2着と調子を上げているタガノビューティーが有力とみた。
WIN5メインレースはタガノビューティーの「三度目の正直」にかける。
■シルクロードSはデータ上9歳馬も候補
今回警戒すべきは、WIN4京都11R・シルクロードS。今年は4年ぶりの京都開催となるため、2014年から2020年のデータを参考にする。
過去7年の前走ローテを見ると、前走・京阪杯組と阪神C組がそれぞれ最多2勝を挙げ、勝ち馬4頭すべてが前走4着以内。次点で前走・淀短距離S組の1勝と続き、同組については連対実績があれば十分勝ち負けとなる。
このデータに合致するのは、アグリ、ルガル、メイショウソラフネ、トゥラヴェスーラの4頭。シルクロードSは手広く押さえ、高配当を狙っていく。
その他、WIN1からWIN5の注目馬は以下の通り。
WIN1・京都10R八坂S:メインクーン、セレシオン、ゴールドプリンセス
WIN2・東京10R節分S:クルゼイロドスル、コントラポスト、テーオーグランビル、リアグラシア
WIN3・小倉11R巌流島S:スリーアイランド
WIN4・京都11RシルクロードS:アグリ、ルガル、メイショウソラフネ、トゥラヴェスーラ
WIN5・東京11R根岸S:タガノビューティー
計48点
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文●塚本元気(SPREAD編集部)