第41回フェブラリーS(18日/GI、東京ダ1600m)は、出否が注目された東海S2着オメガギネスが回避馬続出により滑り込みで出走予定。このほか、GI連続2着ウィルソンテソーロ、GI連続3着ドゥラエレーデ、昨年のJBCクラシック優勝キングズソード、昨年2着のレッドルゼルらがエントリーしている。
ここでは「フェブラリーステークス2024」の出走予定馬、過去10年データ、過去傾向、枠順、追い切り、血統、穴馬など、予想に役立つ「馬券攻略ガイド」を随時更新する。
◆【フェブラリーステークス2024/大口投票】GI初戴冠狙う有力馬に単勝200万円の大口投票か 堅軸候補も複勝250万円で追撃
◆【フェブラリーステークス2024予想/調教後馬体重】好走馬の“7割超”が500キロ以上の巨漢 オメガギネスは前走時のままだと
目次
■「フェブラリーステークス2024」枠順・予想オッズ
→→→右へスクロール→→→
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 予想オッズ | 予想人気 | 厩舎 | 1 | 1 | イグナイター | 牡6 | 58.0 | 西村淳也 | 25.3 | 9 | 園田・新子雅司 | 1 | 2 | シャンパンカラー | 牡4 | 58.0 | 内田博幸 | 35.2 | 12 | 美浦・田中剛 | 2 | 3 | ミックファイア | 牡4 | 58.0 | 矢野貴之 | 23.1 | 7 | 大井・渡辺和雄 | 2 | 4 | ドゥラエレーデ | 牡4 | 58.0 | B.ムルザバエフ | 5.9 | 3 | 栗東・池添学 | 3 | 5 | オメガギネス | 牡4 | 58.0 | C.ルメール | 3.2 | 1 | 美浦・大和田成 | 3 | 6 | カラテ | 牡8 | 58.0 | 菅原明良 | 71.2 | 16 | 栗東・辻野泰之 | 4 | 7 | ガイアフォース | 牡5 | 58.0 | 長岡禎仁 | 10.7 | 4 | 栗東・杉山晴紀 | 4 | 8 | セキフウ | 牡5 | 58.0 | 武豊 | 43.0 | 13 | 栗東・武幸四郎 | 5 | 9 | ペプチドナイル | 牡6 | 58.0 | 藤岡祐介 | 61.3 | 14 | 栗東・武英智 | 5 | 10 | タガノビューティー | 牡7 | 58.0 | 石橋脩 | 23.5 | 8 | 栗東・西園正都 | 6 | 11 | キングズソード | 牡5 | 58.0 | 岩田望来 | 10.9 | 5 | 栗東・寺島良 | 6 | 12 | スピーディキック | 牝5 | 56.0 | 御神本訓史 | 69.4 | 15 | 浦和・藤原智行 | 7 | 13 | レッドルゼル | 牡8 | 58.0 | 北村友一 | 11.6 | 6 | 栗東・安田隆行 | 7 | 14 | ウィルソンテソーロ | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 4.5 | 2 | 美浦・小手川準 | 8 | 15 | ドンフランキー | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 | 30.8 | 11 | 栗東・斉藤崇史 | 8 | 16 | アルファマム | 牝5 | 56.0 | R.キング | 28.3 | 10 | 栗東・佐々木晶三 |
→→→右へスクロール→→→
※オッズは2024/2/17の前売り最終
※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
◆【フェブラリーステークス2024予想/前日オッズ】オメガとテソーロは「1.1.1.1」の堅実ライン 複勝率40%超、回収値180の穴候補は?
枠順データ・傾向
過去10年で、1枠が【0.0.0.19】と、いわゆる死に枠。それ以外の枠はすべて複勝率20.0%以上をマークしており、1枠以外に大きな差はない。
オメガギネスが入った3枠は【1.1.2.16】。このうち2番人気以内が【1.1.0.3】で、2番人気以内で見ると、もっとも複勝率が悪く不安定な成績になる。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/枠順】ウィルソンテソーロが“連対率80%”合致 フラットな傾向も複回収値100超えは外枠
■「フェブラリーステークス2024」追い切り
追い切り評価「オメガギネス」
【最終追い切り】レース当週の追い切りにはC.ルメール騎手が駆け付け騎乗、ウッドで併せ馬を行っている。先週ある程度速い全体時計を出しており、今週は鞍上が感触を確かめるのに主眼を置いた内容。稽古駆けする準オープン馬を追走し、ギリギリまで仕掛けを待ってから最後は半馬身ほど抜け出し先着とした。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/追い切り診断】オメガギネス「能力全開に期待できるデキ」……その評価は?
追い切り評価「レッドルゼル」
【最終追い切り】レース当週も坂路単走。時計はそこまでではないとはいえ、負荷をかける調整を連発しており、輸送を控える今週は折り合いに専念する軽めの内容。行きたがるところを鞍上がしっかり制御し、ラストはそこまでの切れなかったもののジワリと加速してのフィニッシュとした。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/追い切り診断】レッドルゼル「ダメージが抜け切れていないのかも」……その評価は?
追い切り評価「ウィルソンテソーロ」
【最終追い切り】レース当週の追い切りにも武士沢騎手が騎乗し、ウッドで併せ馬。外の先導馬に対しコーナーワークで取り付いていと、そこで気持ちが入り過ぎたのか、手前の変換に一瞬手間取ってしまう。それでも直線半ばからの加速には目を惹くものがあり、楽々1馬身の先着を果たした。いかにも体調が良さげな脚捌きだった。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/追い切り診断】ウィルソンテソーロ「万全、距離短縮にはちょうどいい気合」……その評価は?
追い切り評価「ガイアフォース」
【最終追い切り】レース当週は長岡騎手を背に坂路単走。序盤は落ち着きと活気を同居させ、力強い踏み込みでジワッと加速していく。ラストで手前を替えてからはさらに鋭く切れた。終始馬なりで、素軽さ満点の申し分のない動きだった。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/追い切り診断】ガイアフォース「これなら一発があっても…」……その評価は?
■「フェブラリーステークス2024」軸馬/穴馬予想コラム
データ攻略
■キングズソードに“8/10”該当の激走データ
2走前のJBCクラシックを圧勝。ビッグレース勝ちの称号を引っさげて臨むのがキングズソードだ。今回は前走東京大賞典で先着を許した2頭と再び対戦。自身初のマイル戦も含めて超えるべき壁は決して低くないが“波乱の立役者候補”を予感させるデータがこちら。
・前年に1800m超のGIもしくはGII勝利→10年中8年で馬券内
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/データ攻略】人気ガタ落ちGI級に重なる「ケイティブレイブ」の影 “8/10”該当で波乱の使者に
■タガノビューティーに「2.2.1.1」の追い風
前走根岸Sから臨むタガノビューティー。3番人気13着に敗れた当時の結果に加えてメンバー強化の今回は人気ガタ落ちが予想される1頭だ。7歳を迎えたことでピークアウトしてしまったのか……そんな声を払拭するデータがこちら。
・良馬場東京ダート1600mの成績【2.2.1.1】
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/データ攻略】想定10人気以下に「2.2.1.1」 “馬券内率80%”条件で爆穴候補に
穴ライズ「想定“10人気”前後の爆穴」
兵庫所属となってからマイル戦は3走しているが、大きく崩れたのは昨年のかしわ記念のみで、その時は時計を要した馬場だった。一方、高速決着となった昨年の南部杯では2着、そして一昨年も勝ち馬とは0秒2差と、まったく問題にしない走りを見せている。東京ダ1600mが舞台なら、距離不安を払拭できるはず。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/穴馬アナライズvol.1】「この舞台なら、距離不安を払拭で激走の予感」 想定“10人気”前後の爆穴
穴ライズ「前日“8人気”前後の盲点」
東京ダートマイルは【3.3.2.3】と安定した成績を残しており、まさに絶好の舞台。スプリントの先行馬が多い今年は、前傾ラップとなりそうでいかにもこの馬に展開が向きそうだ。さらにレモンポップやウシュバテソーロ、ドライスタウトなど、ダート主役級の馬が今年は不在で、比較的楽な相手関係。前走の大敗によって馬券の妙味も増しており、ここは絶好の狙い目だ。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/穴馬アナライズvol.2】「前走は完全に度外視、ぶっ飛んでくる脚はある」 前日“8人気”前後の盲点
穴ライズ「単勝オッズ“40倍”超の大穴」
昨年は引っ掛かってレースにならなっかたが、今回と同じ鞍上・武豊で挑んだエルムSは後方でスムーズに折り合い、外からマクリの競馬で完勝。前走・兵庫ゴールドトロフィーも5着ながら僅差の競馬を見せており、この鞍上とはよほど手が合うのだろう。気楽な立場で挑めるここは後方待機からの一発があっていい。
◆【フェブラリーステークス2024予想/穴馬アナライズvol.3】「典型的なムラ駆け、だからこそ狙いたくなる」 単勝オッズ“40倍”超の大穴
騎手データ「内田博幸、C.ルメールetc.」
ダートGIで剛腕ぶりを発揮してきた内田博幸騎手の注目ファクターは、「騎乗馬の年齢」で「4歳から6歳」に騎乗時。人気は不問で【2.1.1.6】の連対率30%、複勝率40%、複勝回収率119%を誇ります。前日16時時点12番人気の4歳馬シャンパンカラー(牡4、美浦・田中剛厩舎)。馬体調整による8カ月半ぶりのレースに加え、今回が初ダートと買いづらい状況ではありますが、データ上は買いです。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/騎手データ】オメガギネスは「2.2.1.0」の鉄板級 複回収値100超“穴ジョッキー”の剛腕にも期待
危険な人気馬「ウィルソンテソーロ」
本馬には簡単に飛びつくわけにはいかない“危険な要素”をいくつも持ち合わせている。まず、条件戦時代に府中マイル戦で勝ち星を挙げているものの、年を重ねるごとに2000m前後の中距離戦線へシフトチェンジして結果を残しており、久しぶりとなるマイル戦への対応がカギを握る。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/危険な人気馬】「勝率1.9%」「勝利数ゼロ条件」に次々該当 GIレベルの実績馬を“消し”
WIN5
年明け最初のGIレースとなるフェブラリーS。過去10年の人気傾向を見ると、1番人気が5勝、2番人気3勝、4番人気1勝。人気と実力を兼ね揃えた馬が例年制している。一方で穴馬の好走例は少なく、1997年のGI昇格以降、5番人気以下が優勝したのは6回のみ。2014年に16番人気のコパノリッキーが大番狂わせを演じているが、基本的には大荒れになる可能性は低い。
現在想定4番人気以内となりそうなのは、ウィルソンテソーロ、オメガギネス、レッドルゼル、ドゥラエレーデの4頭。しかし……
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/WIN5】メインはオメガギネスを超える“二刀流”で「一点突破」 小倉大賞典は好調ベテラン馬狙い
■「フェブラリーステークス2024」全頭診断
ウィルソンテソーロ
この馬で強調したいのは距離適性。1600m以下の成績【3.0.0.0】が示すように、マイルより長い距離か否かでパフォーマンスが変わる印象を受ける。そのなかには東京ダート1600mの2勝も含まれており、かきつばた記念ではドライスタウトに勝利。2着が続く近2走の勝ち馬はレモンポップ、ウシュバテソーロとこの路線のトップクラスで、今年のメンバーなら中心視も可能だ。
オメガギネス
除外濃厚から一転、出走が叶った馬。鞍上にC.ルメールを迎えて臨むここは強い勝負気配を感じる1頭と捉えられるだろう。ただ、唯一の懸念点を挙げるとすれば良馬場適性。わずか2戦ではあるものの1勝クラスでの辛勝、3歳馬同士のレパードSで2着とパフォーマンスにやや陰りが見られているのだ。重箱の隅をつつくレベルの事象かもしれないが「勝ち切ること」を念頭に置いた場合に気に留めておきたいところ。
ガイアフォース
今回が初ダートとなる馬だが、安田記念4着、天皇賞・秋5着と東京芝GIで発揮したパフォーマンスは上々。ダート路線で豊富な経験を積んだ馬相手で分が悪いのは確かだが、砂を被るリスクが軽減できる外めの枠を引いた際に一考したい。
◆詳細はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/全頭診断】「3.0.0.0」条件発動の人気一角 オメガギネスによぎる“単勝”への不安
■「フェブラリーステークス2024」過去10年データ
前走ローテ
過去10年、最多4勝を挙げるのが根岸S組。出走数が多いため勝率6.9%、複勝率15.5%と低調だが、2016年以降は必ず1頭は馬券に絡んでいる。ただし、好走馬はいずれも根岸Sの連対馬。前走2着以内なら【4.2.3.6】だが、3着以下だった馬は【0.0.0.43】。今年の根岸S勝ち馬エンペラーワケアは出走せず、2着だったアームズレインは除外対象。基本的に今年は買えない。一点挙げるなら、根岸Sで上がり3Fが6位以下だった馬は【0.0.0.31】なのに対して、5位以内が【4.2.3.17】。押さえるなら、出遅れてまったく競馬ができなかったタガノビューティーか。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/前走ローテ】近年稀にみる“大混戦” 複回収値「197」の想定10人気前後に警戒
血統傾向
過去5年、東京ダ1600mの最多45勝は【45.43.46.232】のヘニーヒューズ。次位にダブルスコアをつける圧倒的な成績だ。これに続くのは【20.13.19.150】のロードカナロア、【17.11.10.88】のドゥラメンテ、【15.19.10.117】のキングカメハメハ、同じ勝ち星で【15.12.9.95】のドレフォンが並ぶ。
ランク上位外に目を向けると、キタサンブラック産駒が【3.2.3.9】馬券内率47.1%と前述の種牡馬をしのぐ数字をマーク。この条件で6番人気1着馬を輩出するなど配当妙味も十分で、東京ダ1600mでは特注の血統と言えよう。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/血統予想】「3.1.3.3」馬券内率70%で軸候補に浮上 警戒すべき“初ダート組”は
人気・配当傾向
過去10年でもっとも荒れたのが2014年、最低人気のコパノリッキーが勝って大穴を開けた年で、単勝2万7210円。2着が2番人気、3着が1番人気だったが、馬連は8万馬券、3連単は94万馬券となった。2020年も最低人気のケイティブレイブが2着したことで馬連3万馬券、3連単46万馬券が飛び出している。また、過去10年のうち8回、2桁人気馬が掲示板内に入っている現状から、「波乱待ちのGI」とも言える。◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/高配当メソッド】3連単94万円の特大馬券あり 「2桁人気馬」が10年中8回で掲示板確保の“波乱待ち”
■「フェブラリーステークス2024」レース概要
開催日:
2024年2月18日(日)15時40分
1回東京8日目 11R
第41回 フェブラリーS(GI)
施行条件:
ダ左1600m
4歳上オープン/国際/指定/定量
賞金:
1着 1億2000万円
2着 4800万円
3着 3000万円
4着 1800万円
5着 1200万円
■「フェブラリーステークス2024」東京ダ1600mコース解説
バックストレッチを2コーナー方面に真っ直ぐ延長した地点からのスタート。スタート後は150mほど芝を走ってからダートコースに合流していく。芝部分を長く走れる外枠が有利。バックストレッチ後半からの起伏を越えるとしばらく平坦だが、4コーナーを回ると直線入り口から半ばまで上り坂が続くが、上り切ってからゴールまでの約200mはほぼ平坦。ゴール前の直線の長さは501.6m。極端に流れが遅くなることは少なく、スピードは必須だが、短距離タイプでは押し切りが難しい。中距離を走れるスタミナも必要で総合力が問われる。
◆詳細記事はコチラ⇒【フェブラリーステークス2024予想/馬場情報】“パサパサ”の東京ダート パワー優先で好走馬の共通項は…
■「フェブラリーステークス2024」過去プレーバック
2023年 レモンポップ
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム・着差 | 上がり | 人気 | 1着 | 4 | 7 | レモンポップ | 牡5 | 58.0 | 坂井瑠星 | 1:35.6 | 36.3 | 1 | 2着 | 8 | 15 | レッドルゼル | 牡7 | 58.0 | 川田将雅 | 1.1/2 | 35.7 | 3 | 3着 | 3 | 6 | メイショウハリオ | 牡6 | 58.0 | 浜中俊 | 2.1/2 | 35.8 | 4 |
→→→右へスクロール→→→
勝ったのは単勝オッズ2.2倍の1番人気に推されたレモンポップ。スタートを切り、好位4、5番手に収まる。息の入らない流れのまま、3コーナー、4コーナーと回っていき、直線へ。追い出しを我慢する余裕もあり、苦も無く先頭に立ち、追い込んできたレッドルゼルやメイショウハリオを完封しての1着。まったく危なげなくGⅠ初挑戦初制覇を成し遂げたのである。
2022年 カフェファラオ
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム・着差 | 上がり | 人気 | 1着 | 3 | 6 | カフェファラオ | 牡5 | 57.0 | 福永祐一 | 1:33.8 | 34.3 | 2 | 2着 | 8 | 15 | テイエムサウスダン | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | 2.1/2 | 35.0 | 5 | 3着 | 6 | 11 | ソダシ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼人 | 1/2 | 35.0 | 4 |
→→→右へスクロール→→→
重馬場での開催となったが、カフェファラオが連覇を達成。緩みのない流れに乗って、3、4番手の外を追走。馬の気分を損ねないよう慎重に折り合い、3コーナー、4コーナーと回っていき、そして直線へ。懸命の粘りを披露するテイエムサウスダンに、ソダシが食らいついていくが、この2頭を上回る勢いで残り200メートルで先頭。最後は2馬身半の差をつけて勝ちタイム1分33秒8はコースレコードタイだった。
2021年 カフェファラオ
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム・着差 | 上がり | 人気 | 1着 | 2 | 3 | カフェファラオ | 牡4 | 57.0 | C.ルメール | 1:34.4 | 35.6 | 1 | 2着 | 5 | 10 | エアスピネル | 牡8 | 57.0 | 鮫島克駿 | 3/4 | 35.2 | 9 | 3着 | 4 | 7 | ワンダーリーデル | 牡8 | 57.0 | 横山典弘 | 1.3/4 | 35.7 | 8 |
→→→右へスクロール→→→
勝ったのはメンバー中唯一の4歳馬で1番人気に推されたのはカフェファラオ。好スタートから3番手を確保も3コーナーから4コーナーでもペースは落ち着かず、速い流れで直線へ。前との差をジリジリと詰めて、残り200メートルの地点で先頭へ。エアスピネルとワンダーリーデルもが伸びてきたものの、これらを振り切って初のビッグタイトルを手にしたのである。
■フェブラリーステークス2024 予想コラム一覧
特集
◆【馬券攻略】出走予定・枠順、予想オッズetc.「オメガギネスの追い切り評価は?」
◆【馬券攻略】芸能人・予想家の本命・注目馬予想まとめ 「先週の重賞W的中!今年初GIも要チェック」
◆【高配当メソッド】3連単94万円の特大馬券あり 「2桁人気馬」が10年中8回で掲示板確保の“波乱待ち”
追い切り評価
◆【追い切り診断】ウィルソンテソーロを上回る「S」の最高評価 「能力全開に期待できるデキ」
◆【追い切り診断】レッドルゼルを上回る高評価は“異例”ローテ組 「これなら一発があっても…」
◆【追い切り診断】オメガギネスに迫る「A」の高評価 「万全、距離短縮にはちょうどいい気合」
◆【追い切り診断】GI2着馬が……よもや「B」の辛口評価 「ダメージが抜け切れていないのかも」
全頭診断
◆【全頭診断】「3.0.0.0」条件発動の人気一角 オメガギネスによぎる“単勝”への不安
騎手データ
◆【騎手データ】オメガギネスは「2.2.1.0」の鉄板級 複回収値100超“穴ジョッキー”の剛腕にも期待
データ・過去傾向
◆【データ攻略】想定10人気以下に「2.2.1.1」 “馬券内率80%”条件で爆穴候補に
◆【データ攻略】人気ガタ落ちGI級に重なる「ケイティブレイブ」の影 “8/10”該当で波乱の使者に
◆【枠順傾向】ウィルソンテソーロが“連対率80%”合致 フラットな傾向も複回収値100超えは外枠
◆【調教後馬体重】好走馬の“7割超”が500キロ以上の巨漢 オメガギネスは前走時のままだと
◆【前走ローテ】近年稀にみる“大混戦” 複回収値「197」の想定10人気前後に警戒
穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】「この舞台なら、距離不安を払拭で激走の予感」 想定“10人気”前後の爆穴
◆【穴馬アナライズ】「典型的なムラ駆け、だからこそ狙いたくなる」 単勝オッズ“40倍”超の大穴
◆【穴馬アナライズ】「前走は完全に度外視、ぶっ飛んでくる脚はある」 前日“8人気”前後の盲点
◆【WIN5予想】メインはオメガギネスを超える“二刀流”で「一点突破」 小倉大賞典は好調ベテラン馬狙い
◆【危険な人気馬】「勝率1.9%」「勝利数ゼロ条件」に次々該当 GIレベルの実績馬を“消し”
血統予想
◆【血統予想】「3.1.3.3」馬券内率70%で軸候補に浮上 警戒すべき“初ダート組”は
その他コラム
◆【フェブラリーS】ガイアフォースら該当「初ダートがGI」は過去27頭 その“激ヤバ”成績は
◆【フェブラリーS】オメガギネス出走に“ニヤリ”の陣営とは 「Hペース予想で大穴警報発令」
監修:山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長