今週から第2回中山がスタート。開幕週には伝統のGII・中山記念が行われる。
ここでは中山開催にて、単勝回収値「100」。つまり、ベタ買いでもプラス収支となったジョッキーたちを紹介する。
◆【中山記念2024予想】「先行馬が圧倒的有利も外枠好走は多数」出走予定・枠順、予想オッズ、過去10年データ・傾向
■逃げた時の横山和生は脅威
2021~23年を対象に、50鞍以上の騎乗があり、10勝以上を挙げて単勝回収値「100」を超えた騎手は以下の通り。
横山琉人【24.16.19.332】
└単6.1/連10.2/複15.1/値165
横山和生【48.46.32.312】
└単11.0/連21.5/複28.8/値130
佐々木大輔【11.10.16.149】
└単5.9/連11.3/複19.9/値126
木幡巧也【29.27.46.481】
└単5.0/連9.6/複17.5/値104
注目は横山和生騎手。上記4名のなかでも最多勝利を挙げ、勝率もトップ。芝ダート問わず、単勝回収値100以上をマークしている。
芝レースにおいては逃げた時が群を抜いて好成績を記録しており、【11.4.3.14】勝率34.4%、複勝率56.3%、単勝回収値は253となる。タイトルホルダーが最たる例だが、馬が気持ちよく逃げられるようにすることに長けているのだろう。1200~2500mまで結果を残しており、どの距離でも「逃げ馬」または「逃げ馬不在の時」はマーク必須だ。
一方、ダート戦で逃げた際は【5.2.4.9】勝率25.0%も単勝回収値76と、人気を裏切りやすい点には要注意。ダートなら「1800m戦で外枠を引いた時」が“買い”。ダ1800mで6~8枠だった際は【9.7.4.35】勝率16.4%、単勝回収値456をマークしており、ダート千八の外枠巧者だ。
4年目の横山琉人騎手は減量がマイナス1キロの☆になってからは1勝のみ。今は若干壁に当たっている印象だ。若手なら2年目の佐々木大輔騎手は減量☆でも7勝を挙げており、現状も狙える。同騎手は芝レースなら【5.4.6.52】勝率7.5%、単勝回収値250と“買い”だ。
木幡巧也騎手はダ1800mでこそ狙いたいジョッキー。同コースは【11.7.17.160】で単複回収値ともに100オーバー。理想は「逃げ」だが「初角3番手以内のポジション」を取った際は【10.3.6.44】勝率15.9%、単勝回収値542まで跳ね上がる。ちなみに、芝レースにおいても逃げ先行の際は【8.9.5.48】勝率11.4%、単複回収値244。小回りの中山コースで先行力を活かせる馬なら穴をあけてくれる。
中山記念2024 予想コラム一覧
特集
◆【馬券攻略】「先行馬が圧倒的有利も外枠好走は多数」出走予定・枠順、予想オッズ、過去10年データ・傾向
◆【馬券攻略】芸能人・予想家の「中山記念」本命・注目馬予想まとめ 「11人気1着ペプチドナイルをズバリ指名」
◆【馬券攻略】中山記念2024大口投票パトロール「エルトンバローズの単勝に100万円か」
◆【高配当メソッド】昨年は3連単12万馬券 1人気は「3.0.0.7」の劣勢 フルゲート伏兵多数で“高め”チャンス
騎手データ
◆【騎手データ】“連対率63%”単複回収値150オーバー 伏兵もバンバン連対圏へ導く名手は?
追い切り評価
◆【追い切り診断】ヒシイグアスを上回る「S」の最高評価 「ギアチェンジ後の切れはさすが」
◆【追い切り診断】打倒・ソールオリエンスの一角は辛口「B」の低評価 「まだ若干重苦しい状態」
◆【追い切り診断】高評価「A」は想定10人気以下 「このデキなら勝ち負けがあっても」
◆【追い切り診断】エルトンバローズを超える高評価「A」 「攻めの本気度が今年は違う」
データ・過去傾向
◆【データ攻略】外枠でも押さえるべき“馬券内率71%”ホース 「3.1.1.2」ローテで急浮上
◆【データ攻略】即消し厳禁の“忘れそうな穴馬” 「2.2.0.0」該当でソールオリエンス斬りへ
◆【枠順傾向】ソールオリエンスに“複勝率8%”の暗雲 5枠より外の伏兵に好走チャンス
◆【前走ローテ】ヒシイグアスが“人気上位総崩れ”データ該当 想定単勝20倍台の伏兵に「3.1.1.1」で本命視
穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】「ソールオリエンスが人気ならこっちが……」 単勝オッズ“2桁”以上の妙味
◆【穴馬アナライズ】「ヒシイグアスと遜色ない中山巧者」 想定“10人気”前後の爆穴
◆【穴馬アナライズ】想定“6人気”以下の盲点 「サウスポーと決めつけると痛い目に遭う」
◆【WIN5予想】エルトンバローズ“消し” 重賞2鞍は前走大敗馬狙い「2度目の億超えへ」
◆【危険な人気馬】中山実績上位も“消し” 「0.0.0.34」で馬券圏内皆無 「開幕週はマッチしない」
(Asuka.F/SPREAD編集部)