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【安田記念/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る「S」評価、目下最高潮の仕上がりで「文句なし」

 

【安田記念/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る「S」評価、目下最高潮の仕上がりで「文句なし」

■インディチャンプ

【中間調整】前走の高松宮記念は自身初のスプリント戦だったが、中団から巧みにインを突きクビ+クビ差の3着。マイルGI2勝馬の底力を示した。大きなダメージがなかったことから、4月頭の時点で次走として安田記念を設定。放牧を挟み、5月11日に栗東へ帰厩している。初時計だった13日の坂路追いで4F55秒3-1F12秒9(馬なり)と素軽く動き、2週前の19日には馬なりで4F51秒9を叩き出した。そして1週前追いでは、稽古駆けする3歳馬インフィナイトにアオられ気味ではあったがラストで闘魂注入とばかり目一杯しごかれると、力強く伸びて先着を果たす。

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【最終追い切り】最終追いは馬なりで坂路併せ馬。先週は相手にアオられたが、今週は楽な手応えで古馬準オープンを圧倒する。まさにド迫力という言葉がしっくりくる威圧感があった。1週前は追われてヨレるような面もあったが、今週はブレずにまっすぐ走れていたのがいい。

【見解】前走時は最終追いで併走馬にアオられていたが、今回は格段に鋭さが増している。活気、やる気は文句なしだ。肉体面も前走タフな条件で走った疲れを感じさせず、3週連続4F51秒台をマーク。馬体もすっきりと見せており、目下最高潮の仕上がりだろう。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。