【フェブラリーS/追い切り診断】“純白の女王”ソダシに高評価 厩舎流ハードトレで「大きく変わってきても驚けない」

 

【フェブラリーS/追い切り診断】“純白の女王”ソダシに高評価 厩舎流ハードトレで「大きく変わってきても驚けない」

■ソダシ

【中間調整】同世代相手のGIを2勝し、昨年夏はスーパーGII・札幌記念も制した純白の女王。血統背景からやれるはず、と前走はチャンピオンズCに挑んだが、逃げバテしての2秒3差12着に終わってしまった。道中が軽快だっただけに、不可解ではあるが強豪砂猛者たちに突かれるプレッシャーが重荷となったか。その後の進路が注目されたが、陣営はダート適性そのものは問題なしと判断。短期放牧を挟み、フェブラリーS一本に絞り、1月7日から丹念に乗り込まれている。3歳時もそうだったが、この中間も坂路とコースを併用した“須貝厩舎流”のハードトレにしっかり食らいついており、心身のタフさに陰りは一切感じられない。2週前にラスト1F10秒7(強め)、1週前はラスト1F11秒2(強め)と、CW追いで脚力を誇示。この2週の攻めで、ほぼ仕上がったようだ。

◆【フェブラリーステークス2022予想/追い切り診断】自己ベスト更新の人気馬に高評価「A」 時計や気迫は申し分なく「反撃必至」

【フェブラリーS/追い切り診断】自己ベスト更新の人気馬に高評価「A」 時計や気迫は申し分なく「反撃必至」

【フェブラリーS/追い切り診断】自己ベスト更新の人気馬に高評価「A」 時計や気迫は申し分なく「反撃必至」

【最終追い切り】輸送を控えるレース当週は確認程度で大丈夫。主戦・吉田隼騎手を背に坂路単走調整で息を整えた。馬場の真ん中をブレなく進み、単走とは思えない気迫を見せたのは好感。

【見解】前走時もデキは文句なし。精神面や実戦経験での部分で敗北に至ったのは明白だ。今回も実戦に出てどこまで……という懸念はついて回るが、こと調整過程に関しては言うことがない。芝でのものになるが、マイルでは過去3戦して3勝。ここで大きく変わってきても驚けない。

総合評価「A」

◆【フェブラリーステークス2022予想/追い切り診断】リベンジ目論む有力馬に不満の低評価「B」 陣営の“思惑”は「次戦の大一番」か

【フェブラリーS/追い切り診断】リベンジ目論む有力馬に不満の低評価「B」 陣営の“思惑”は「次戦の大一番」か

【フェブラリーS/追い切り診断】リベンジ目論む有力馬に不満の低評価「B」 陣営の“思惑”は「次戦の大一番」か

◆【フェブラリーステークス2022予想/追い切り診断】上位人気馬を上回る最高評価「S」は充実一途の伏兵馬 攻めの姿勢で「勝ち負け可能」

【フェブラリーS/追い切り診断】上位人気馬を上回る最高評価「S」は充実一途の伏兵馬 攻めの姿勢で「勝ち負け可能」

【フェブラリーS/追い切り診断】上位人気馬を上回る最高評価「S」は充実一途の伏兵馬 攻めの姿勢で「勝ち負け可能」

フェブラリーステークス2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定オッズ“20倍”前後 「初マイルがハマる可能性あり」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝“下位人気”の爆穴 「ムラ駆けの馬が一発の予感」

◆【穴馬アナライズVol.3】実績上位も“伏兵”扱い 「この相手なら好勝負できる」

◆【危険な人気馬-前編】上位人気の一角は“消し” 砂の王座決定戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】人気馬を上回る“馬場適性”を持つ「爆穴」を本命視 恵みの雨で「22年前の再現」へ

▼データ予想
◆【データ攻略-前編】人気馬2頭に襲い掛かる「勝率0%」の鬼門 今年最初のGIは“波乱の可能性”

◆【データ攻略-後編】推定8人気前後の“惑星”に食指 条件好転で「馬券内率100%」の“鉄板”

◆【騎手データ】前日オッズ20倍前後でも侮れない人馬 条件合致で連対率“60%超”に上昇

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】人気のレッドルゼルは“赤枠”に入る 奪還狙うインティは好枠からのスタート

◆【血統傾向】昨年と一転、必勝ローテで挑む単回収値「291」の配合馬

◆【脚質傾向】連覇狙うカフェファラオに「黄信号」 府中得意も“末脚不発”の可能性あり

◆【前走ローテ】ソダシが再びダートに挑戦も高い壁、注目すべき好走条件とは

◆【人気傾向】GI開幕戦は波乱傾向、1人気を素直に信頼も警戒が必要なのは

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。