【フェブラリーS/追い切り診断】上位人気馬を上回る最高評価「S」は充実一途の伏兵馬 攻めの姿勢で「勝ち負け可能」

■テイエムサウスダン

【中間調整】交流重賞4勝という実績がありながら、それまで中央の重賞では結果を残せていなかったため前走・根岸Sは6番人気に留まっての出走。しかし開けてみれば中団追走から直線でスイスイ抜け出し、鮮やかな快勝を収めた。その後、昨年8馬身差の圧勝を収めた高知の交流重賞・黒船賞に向かう可能性もあったが、根岸Sでのパフォーマンスを踏まえ在厩で調整しフェブラリーSへの進出が決定。中2週での再度東京遠征とあって中間は2本のみ。1週前追いは坂路で終い重点の内容。東京帰りを感じさせないボリューミーな馬体から、ラスト2Fを12秒1-11秒9(強め)という鋭い脚を使った。

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【最終追い切り】昨年秋以降、週なかの追い日には必ず岩田康騎手が騎乗。この中間も1週前、そして最終追いに同騎手が跨っている。坂路の馬場はやや混みあった状況だったにも関わらず、馬場の真ん中で自分の走りに集中。仕掛けられたラストでは溜めた脚を豪快に弾けさせ、ラスト2F11秒9-11秒9(一杯)の伸びを披露している。

【見解】昨年の秋からまとまった休みを取らず、コンスタントに使われている。しかし中4週の東京遠征だった前走時がプラス10キロでの出走だったし、中間の前向きさにあふれた姿から、疲れは一切感じられない。目下充実一途といった雰囲気だ。レース当週でしっかり攻めの姿勢を貫けたあたり、鞍上は状態面に全幅の信頼を置いているよう。中央GIでも勝ち負け可能な仕上がりと言える。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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