【フェブラリーS/追い切り診断】リベンジ目論む有力馬に不満の低評価「B」 陣営の“思惑”は「次戦の大一番」か

■レッドルゼル

【中間調整】昨年11月のJBCスプリントで待望のGI級レース初制覇。その後は休養に入り、ここがぶっつけとなる。昨年フェブラリーSはカペラS→根岸Sというローテから挑んでいたが、ポン駆けできる気性だし前哨戦で重い斤量を背負わされて消耗したくないということだろう。山元トレセンでの休養と基礎鍛錬を挟み、1月23日から栗東で時計を出し始めている。レースが近いことを知らせる2週前追いで一気に負荷を強め、4F51秒6-1F12秒2(一杯)と中間時計としてはかなりの数字をマーク。1週前は終い重点に追われ、ややズブさを見せたが力強く伸び、結局ラスト2F12秒6-11秒9(一杯)と優秀なラップでまとめてみせた。

◆【フェブラリーステークス2022予想/追い切り診断】上位人気馬を上回る最高評価「S」は充実一途の伏兵馬 攻めの姿勢で「勝ち負け可能」

【フェブラリーS/追い切り診断】上位人気馬を上回る最高評価「S」は充実一途の伏兵馬 攻めの姿勢で「勝ち負け可能」

【最終追い切り】2週前、1週前で強い負荷を掛けられていたが、休み明けということもありレース当週も余念なく攻める意欲的な内容だった。素軽さは1週前よりアップしており、そこまでグイグイ押さなくても序盤から軽快なラップを刻んだのは好感。ラストでは軽くゴーサインを出されただけで、鋭く回転数を上げて伸びた。

【見解】緩めることなく近3週続けて熱心な調整。仕掛けられギアが入ってから見せる脚力は、さすがの迫力だ。しかし最終追いで幾分素軽くなったとは言え、帰厩後ズブさ、反応へのタイムラグが残っている点は気になる。仮にここがメイチならあと1、2本は欲しかったところだ。ここへ直行というローテには、このあと昨年2着のリベンジが懸かるドバイゴールデンシャヒーンに向かいたいという思惑も見え隠れしており“本命”はこちらなのかもしれない。

総合評価「B」

◆【フェブラリーステークス2022予想/追い切り診断】自己ベスト更新の人気馬に高評価「A」 時計や気迫は申し分なく「反撃必至」

【フェブラリーS/追い切り診断】自己ベスト更新の人気馬に高評価「A」 時計や気迫は申し分なく「反撃必至」

◆【フェブラリーステークス2022予想/追い切り診断】“純白の女王”ソダシに高評価 厩舎流ハードトレで「大きく変わってきても驚けない」

【フェブラリーS/追い切り診断】“純白の女王”ソダシに高評価 厩舎流ハードトレで「大きく変わってきても驚けない」

フェブラリーステークス2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】想定オッズ“20倍”前後 「初マイルがハマる可能性あり」

◆【穴馬アナライズVol.2】単勝“下位人気”の爆穴 「ムラ駆けの馬が一発の予感」

◆【穴馬アナライズVol.3】実績上位も“伏兵”扱い 「この相手なら好勝負できる」

◆【危険な人気馬-前編】上位人気の一角は“消し” 砂の王座決定戦で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬-後編】人気馬を上回る“馬場適性”を持つ「爆穴」を本命視 恵みの雨で「22年前の再現」へ

▼データ予想
◆【データ攻略-前編】人気馬2頭に襲い掛かる「勝率0%」の鬼門 今年最初のGIは“波乱の可能性”

◆【データ攻略-後編】推定8人気前後の“惑星”に食指 条件好転で「馬券内率100%」の“鉄板”

◆【騎手データ】前日オッズ20倍前後でも侮れない人馬 条件合致で連対率“60%超”に上昇

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】人気のレッドルゼルは“赤枠”に入る 奪還狙うインティは好枠からのスタート

◆【血統傾向】昨年と一転、必勝ローテで挑む単回収値「291」の配合馬

◆【脚質傾向】連覇狙うカフェファラオに「黄信号」 府中得意も“末脚不発”の可能性あり

◆【前走ローテ】ソダシが再びダートに挑戦も高い壁、注目すべき好走条件とは

◆【人気傾向】GI開幕戦は波乱傾向、1人気を素直に信頼も警戒が必要なのは

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします