【函館スプリントS/追い切り診断】連覇を狙う王者に不満の「B」評価 昨年と同じローテも「気迫に物足りなさ」

■ビアンフェ

【中間調整】前走・オーシャンSでは当初2番手に控えるも早めに先頭へ躍り出る強気な競馬に。直線でもいい粘り腰を発揮し0秒1差の3着と好走を果たした。その後、高松宮記念は目指さず、間隔を取って函館スプリントSで復帰するのは昨年とまったく同じ臨戦過程だ。5月半ばに栗東へ戻り、初時計だった19日の坂路追いで4F52秒8(強め)と速い時計をマーク。ある程度負荷を掛けることができたあたり、牧場での調整が上手く進んだのだろう。2週前4F50秒7(馬なり)、1週前51秒1(一杯)と、相変わらず稽古駆けする馬らしい活発な動きを見せている。

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【最終追い切り】6月3日に函館へ入っており、最終追いは現地で。芝コースに入り藤岡佑騎手騎乗で無理をさせない折り合い重視の内容。落ち着いたテンションで進み、ラストは若干だけ気迫に物足りなさはあったが滑らかに加速した。

【見解】帰厩後の本数は物足りないが、勝利した昨年と同じローテ、ほぼ同じ調整過程。これでいいということだろう。ただし昨年は栗東での速い時計は坂路オンリーだったのに対し、今年はウッドでの14-14も挟んでいる。体調がいいからこそだろうが、坂路追いだけでは絞れない太めが残っているのかも。坂路時計も全体の数字こそ速いが、今年はラストで失速気味なのが目立ち、このあたりも太めの影響かもしれない。昨年と比べるとやや見劣る仕上がりか。

総合評価「B」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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