【マイルCS/データ攻略】想定オッズ“20倍”前後の伏兵 「訳あり」の連敗から馬場適性で再浮上

今週は阪神競馬場でマイルチャンピオンシップ(GI、芝1600m)が行われる。近年は堅い決着が続いているが、今年は良くも悪くも掴みどころのないメンバーが揃った印象。波乱の目は想定すべきだろう。

過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「穴馬データ」としてダノンザキッドを取り上げる。

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■久々の関西圏替わりで評価上昇

ホープフルSを最後に勝利から遠ざかる馬。春のマイルGIで馬券内に入った馬がこぞって出走するメンバー相手では厳しい印象を受けてしまうが、今回は舞台設定が追い風となりそうだ。

・阪神芝外回りの成績【1.0.1.0】

わずか2走とはいえ、馬券内率は100%。その内訳は稍重で圧勝の新馬戦、ハイレベルなメンバーが集結した昨年のマイルCS3着だから立派だ。今年使われた4戦はデキ落ちの中山記念に差し追込決着の安田記念、苦手とする上がり3F32-33秒台の切れ味勝負と訳ありの敗戦。雨の可能性がある日曜阪神の馬場コンディションを考えたとき、同馬が持つ馬場適性もまた大きなアドバンテージと言える。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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